総天然色・魔人スドォの円盤-3D

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【3DBDソフト推進ブログ】

『マイティ・ソー バトルロイヤル』 3D映像評価

2018-03-14 | 3DBDソフト評価
『マイティ・ソー バトルロイヤル』 3D映像評価




視差のあまりにもの奥深さに、目がクラクラする!
3D映画には、 「人に優しい3D普及のための3D安全ガイドライン」 という決め事があり、
この規制により、3D映画の視差(立体感)が緩めにつくられる傾向になってしまいました。
この規制は 『アバター』 以後に決められ、これ以降3D映画は 「飛び出さない」 ものが多くなり、3Dをダメにして来ました。
その今迄あった、視差の規制はなんだったのであろう?
この 『マイティ・ソー バトルロイヤル』 の3D映像は、もう有り得ないぐらい深いのである。

全体を通して視差はかなり強め、上記で述べたように奥行は有り得ないほど深く目がくらむほど。
飛び出しの演出も多数用意されている。奥深さほど過剰には出てはこないが、奥行きが異常に深いため印象的にはかなり飛び出てるように感じる。
映像は美しく鮮明、見比べれば違いはあるだろうが2Dでの映像と遜色は感じられず、全くストレスを感じさせない高画質な映像。
派手なVFX映像が目白押しの作品なので、= 派手な3D映像の見せ場のオンパレード。
2D版とは違い、画面のサイズはシネスコタイプとビスタサイズの混合。 3D版の方が迫力の映像が堪能できます。



これだけ3D映像のクオリティが高いと、
テレビモニター・プロジェクターの大型スクリーン・PSVRのどれで視聴しても、質の高い3D映像が堪能できます。
最近良く考えるのですが、「3D映像はスクリーンが大きいほど良い」 の定義が如何なものかと思えます。
55インチのモニターでの視聴はあまりにも映像が美しく、PSVRの圧倒的な没入力 & 迫力は100インチスクリーンの迫力を超える。
今回、PSVRの視聴にて元が高画質な映像の作品なので、解像度は低いものの見比べない限りその映像は美しく、
全編を通して圧倒的迫力と高画質な3D映像で楽しむことができます。
PSVRの視聴が意外とお勧めなのよ~。


この 『マイティ・ソー バトルロイヤル』 の3D映像の凄さは、基本たる3D映像のクオリティの高さもあるのだが、
その計算された3D映像の演出によるところにもあるのでしょう。

 ↑あくまでも画像はイメージです。実際には、このシーンはビスタサイズです。
  (画像をつくった後から気が付いて焦っちゃいましたよ~。つくり直すの面倒だからこれでスマヌ~(^_^;))


これでもか!と言うぐらいのド派手な3D演出されたシーンの数々...
↓(これ等はまだ、ほんの一部にすぎない。)
    ←2DのSAMPL画像クリック!
中間の見せ場となる、コロシアムでのソーとハルクとのバトルがやっぱり~凄い!
その見せ場の数々は、明らかに3D映像を熟知し、構図・絵図ら等、考え抜かれた演出が施されており、3D映像もココまで来たかと感心させられるでしょう。
    
↓ その中でも私が最もお勧めしたい、派手な3D演出をされたシーンがこれ。

死の神ヘラがその姿を現し、ロキの計らいでひとまずアスガルドに撤退!
しかし、追ってきたヘラとワームホール内でのバトルするシーンが実に凄まじい。
視差の規制などお構いなしの過激な3D映像に、脳内の視覚領域が刺激を受けアドレナリンが大量に分泌される。
この脳内の過剰なほどの興奮がスイッチとなり、有り得ないほどのドラマへの没入力が得られるのであります。
もちろん、これは人によって個人差があるのでしょうが、
この作品の3D映像はヤバイ!!!!
3D映画ファンなら、一見の価値ありのシーンです。

基本的にしっかりつくり込まれた3D映像になっており、
見せ場のシーンだけでなく、全体を通してソーやハルクたちが本当にそこにいるかのように感じられる。
1度この3Dを観てしまうと2Dでは物足りなさを感じてしまい、もう2Dには戻れません。
ストーリー・派手なVFX映像アクション・場を盛り上げる印象的な音楽・クオリティの高い3D映像、
これらの要素が相まって、実に素晴らしい3D作品に仕上がっております。

↑ 奥行深い空間の中で走る稲妻の立体感は、2Dでは絶対に味わえない3D演出である。

う~~ん...それにしても、この 『バトルロイヤル』 の3D映像の好評価の噂が全く流れて来ないってのはどういうことだい?
もう、どんだけ~3D映画が衰退したのでありましょう?まだ、IMAXでは3D映画を公開しているのでありましょう?
これだけ質の高い3D作品が、多くの人の目に触れないで過ぎ去ってしまうのが実に勿体ないたらありゃ~しない!

...という訳で、幾分か大袈裟な物言いになってはいますが、 ←おい!
MUC(マーベル・シネマティック・ユニバース)の中で間違いなくトップレベルの3D映像となっております。
この作品を観て、 「3D映画って大したことない」 という人はまずいないでしょう。
また1つ、3D映画史に残る作品が誕生致しました。
3D映画ファンなら絶対に買わなくてはいけない作品だよ~・・・えっ、値段が高いって~? 確かに...(^_^;)
コメント (2)
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