『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち 』 3D映像評価
ストーリーは例えるのならば、ティム・バートン版の 『X-MEN』 。
施設で生活する異能者の子供たちの冒険活劇 ダークファンタジー...ホラー要素もあるので私好み。
ストーリーに派手さはないので退屈する人も居るかも知れませんが、その世界観や登場するキャラたちは個性的かつ魅力的。
伏線や設定など割と複雑なので1度観ただけでは分かり辛くはあるのですが、理解すると断然面白くなってくる作品です。
人によって、好き嫌いが別れるのでは...?
画面はビスタサイズ。
画質は透き通るクリアさはないものの、それでも十分に高画質な映像の部類。
視差(立体感)は強めなのだが、奥行きが若干浅めのシーンが多く見られ、物足りなさを感じる場面も。
(この奥行きの足りなさは、大型スクリーンの視聴では感じられず。)
映像的な見どころが多く用意されている作品なのだが、3D映えする派手な演出は意外と少ない。
クチから飛び出す蜂や、建造物や森の木々の風景描写など、小さく地味な3D演出は多く見られるのだが、
もっと大きな見せ場が幾つか用意されていたのならば、かなり評価は上がっていたのではないでしょうか。
クライマックスの戦闘で視差が弱めになっているのは、致命的なマイナスポイント...何故ゆえに?
↑ 空気より軽い少女 エマ 。 ロープを離すと彼女は空の彼方へ飛んで行ってしまう...
こんなに絵になるシーンが、ここは視差が弱くあんまり3D映えしない見せ場となっているんだよネ~。
全体的に視差が強い作品なのに、この様な残念に思うところが多数みられる。
それでも、3D映えする派手なシーンは幾つかあるのですが、
その中でお勧めするのは2つ...
ミス・ペレグリン の使う能力の“ループ”...
分かり難い能力なのだが、それを映像として具体的に見せて(説明して)くれる大事なシーン。
ドイツ軍の戦闘機が施設を空爆するところを能力を使って時間リセットし、24時間巻き戻すのである。 → これを何十年も繰り返している。
落下する爆弾がスローモーションとなり、降り注ぐ雨が大きな雨粒となって時間が一時停止する。
そして時間が逆戻りするのだが、この雨粒が画面から飛び出してくるという古典的な3D演出ではあるが、その効果は絶大。
視差の奥行きも強烈で、より3D映えする印象的なシーンの1つとなっています。
もう1つは、空気を操る能力を持つ少女エマの水中シーン。 ↑オッパイが透けてるぞっ!
足に履いた鉄の靴で海底に沈んでいくエマが、沈没船に大量の空気を送り込むシーンである。
こちらも視差はより強く調整されており、この3D映像の水中表現効果は幻想的で美しい。
露出度の高い下着姿で水中を泳ぐエマが妙に悩ましく、そういう意味でも実に有り難い見せ場となっているのですよ~♪ ←おい!
↑ (【補足】 ストーリーは好みによって好き嫌いが別れる要素があり。)
上でも言いましたが...
視差は十分に強いのだが、55インチのモニターです視聴すると若干奥行きが足らないところも見られ、
印象的には、退屈な3D映像と感じました。
これが大型スクリーンになるとあら不思議?奥行きも深く感じられ、満足できる3D映像を観ることができます。
本作品を視聴するならば大型のスクリーンがお勧め。
映像の画質が落ちるPSVRでも、割と綺麗めな映像で視聴することが可能。
その映像の迫力だけで言えば、本器が一番です。
本作品を視聴するならば、プロジェクターの100インチスクリーンとPSVRをお勧めします。
←2DのSAMPLE画像 クリック!
初めて3D映像を観る人ならば、その3D映像に驚かされるとは思うんだけど、
クオリティの高い3D映画が数多くつくられている現在、私には正直 物足りなさを感じてしまいました。
先日視聴した 『猿の惑星:聖戦記』 も基本となる3D映像はクオリティが高いのですが、3D映えする見せ場が殆ど観られず。
視差が強いのも大事だけど、やっぱり~3D映像の魅力は派手なアクションの疑似体感。
ティム・バートン の作品自体が、そんなにアクション性がある趣向ではなく、世界観やキャラの魅力を楽しむ方向性なので、
そういう意味では、雰囲気を盛り上げるティム・バートン らしい3D映像に仕上がっていたのではないでしょうか。
(セール価格、もしくは中古にて¥3,000ぐらいならば、買う価値ありだと思いますよ。)
ストーリーは例えるのならば、ティム・バートン版の 『X-MEN』 。
施設で生活する異能者の子供たちの冒険活劇 ダークファンタジー...ホラー要素もあるので私好み。
ストーリーに派手さはないので退屈する人も居るかも知れませんが、その世界観や登場するキャラたちは個性的かつ魅力的。
伏線や設定など割と複雑なので1度観ただけでは分かり辛くはあるのですが、理解すると断然面白くなってくる作品です。
人によって、好き嫌いが別れるのでは...?
画面はビスタサイズ。
画質は透き通るクリアさはないものの、それでも十分に高画質な映像の部類。
視差(立体感)は強めなのだが、奥行きが若干浅めのシーンが多く見られ、物足りなさを感じる場面も。
(この奥行きの足りなさは、大型スクリーンの視聴では感じられず。)
映像的な見どころが多く用意されている作品なのだが、3D映えする派手な演出は意外と少ない。
クチから飛び出す蜂や、建造物や森の木々の風景描写など、小さく地味な3D演出は多く見られるのだが、
もっと大きな見せ場が幾つか用意されていたのならば、かなり評価は上がっていたのではないでしょうか。
クライマックスの戦闘で視差が弱めになっているのは、致命的なマイナスポイント...何故ゆえに?
↑ 空気より軽い少女 エマ 。 ロープを離すと彼女は空の彼方へ飛んで行ってしまう...
こんなに絵になるシーンが、ここは視差が弱くあんまり3D映えしない見せ場となっているんだよネ~。
全体的に視差が強い作品なのに、この様な残念に思うところが多数みられる。
それでも、3D映えする派手なシーンは幾つかあるのですが、
その中でお勧めするのは2つ...
ミス・ペレグリン の使う能力の“ループ”...
分かり難い能力なのだが、それを映像として具体的に見せて(説明して)くれる大事なシーン。
ドイツ軍の戦闘機が施設を空爆するところを能力を使って時間リセットし、24時間巻き戻すのである。 → これを何十年も繰り返している。
落下する爆弾がスローモーションとなり、降り注ぐ雨が大きな雨粒となって時間が一時停止する。
そして時間が逆戻りするのだが、この雨粒が画面から飛び出してくるという古典的な3D演出ではあるが、その効果は絶大。
視差の奥行きも強烈で、より3D映えする印象的なシーンの1つとなっています。
もう1つは、空気を操る能力を持つ少女エマの水中シーン。 ↑オッパイが透けてるぞっ!
足に履いた鉄の靴で海底に沈んでいくエマが、沈没船に大量の空気を送り込むシーンである。
こちらも視差はより強く調整されており、この3D映像の水中表現効果は幻想的で美しい。
露出度の高い下着姿で水中を泳ぐエマが妙に悩ましく、そういう意味でも実に有り難い見せ場となっているのですよ~♪ ←おい!
↑ (【補足】 ストーリーは好みによって好き嫌いが別れる要素があり。)
上でも言いましたが...
視差は十分に強いのだが、55インチのモニターです視聴すると若干奥行きが足らないところも見られ、
印象的には、退屈な3D映像と感じました。
これが大型スクリーンになるとあら不思議?奥行きも深く感じられ、満足できる3D映像を観ることができます。
本作品を視聴するならば大型のスクリーンがお勧め。
映像の画質が落ちるPSVRでも、割と綺麗めな映像で視聴することが可能。
その映像の迫力だけで言えば、本器が一番です。
本作品を視聴するならば、プロジェクターの100インチスクリーンとPSVRをお勧めします。
←2DのSAMPLE画像 クリック!
初めて3D映像を観る人ならば、その3D映像に驚かされるとは思うんだけど、
クオリティの高い3D映画が数多くつくられている現在、私には正直 物足りなさを感じてしまいました。
先日視聴した 『猿の惑星:聖戦記』 も基本となる3D映像はクオリティが高いのですが、3D映えする見せ場が殆ど観られず。
視差が強いのも大事だけど、やっぱり~3D映像の魅力は派手なアクションの疑似体感。
ティム・バートン の作品自体が、そんなにアクション性がある趣向ではなく、世界観やキャラの魅力を楽しむ方向性なので、
そういう意味では、雰囲気を盛り上げるティム・バートン らしい3D映像に仕上がっていたのではないでしょうか。
(セール価格、もしくは中古にて¥3,000ぐらいならば、買う価値ありだと思いますよ。)