総天然色・魔人スドォの円盤-3D

BDソフトを中心に画像・イラストを交えて、
映画をオモシロ可笑しく雑談するブログです♪
【3DBDソフト推進ブログ】

『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』 3D映像評価

2018-08-15 | 3DBDソフト評価
『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』 3D映像評価





良い意味でフツーな3D映像...
画面はシネスコサイズ。 映像はクリアとまではいかないが鮮明、色彩はナチュナル指向で高画質な映像。
場面により違いはあるが視差(立体感)はまあ強め、3D映像のクオリティは合格ラインなのだが、
見せ場は思ったよりも少なく、3D映像を期待していると物足りなさを感じる。
しかしながら、2D映像で見直すと平面的で、明らかに3Dの方が迫力があり面白く感じるられるのです。
(最近、このパターンの3D映像が多いのではないんかい?)


この作品の3D映像の売りは、ジャングルの生い茂る密林の表現にあります。
主人公のスペンサーがジャングルに舞い降りるシーンは視差も強く、疑似体感的な動きもあってより効果的。
今まで居た現実世界から一変、うっそうと木々が生い茂るジャングルの映像は奥行きも深く立体的、自分が別の世界にやって来たことを体感させる。
しかしそれ以降、ストーリーが面白いので3D映像に気が回らないのか?ジャングルを見慣れてしまったからなのか?
あまり3D映像を意識するところは感じられず...崖も高くないし、人喰いカバが飛び出すこともありません。

それでも派手な見せ場は2つあるのですが、そのうちの一つを紹介致しましょう...
【ヘリと人喰いサイの群れとの攻防】

これはジュマンジのステージ4の難関であり、ヘリの故障により低空飛行の状態の中、そこに白い人喰いサイの群れが襲い来る。
崖の谷間を今に墜落しそうな状態で低空飛行するヘリ、プロペラの付け根を修理する為に屋根にしがみ付くスペンサー、
ヘリの機体にガンガン体当たりするサイの集団...
風景はグリグリ~と回り込み、ヘリの機体が右へ左へと傾くたびに画面が傾き平衡感覚が失われる。
アクションシーンとしての時間も長く、視差も強め、本編の中で最大の迫力のある3D映像になっているのです。
(もう1つの見せ場はクライマックスの “ジャガーの像での攻略” は、自分の目で確かめて頂きたい。)


今回の視聴環境による違いは、55インチのモニターでは基本値の視差が弱く感じられ、あまり3D映えしない映像に。
『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』 の3D映像の視聴には、
より視差が強く感じられるプロジェクターの100インチスクリーンか、PSVRでの視聴をお勧めします。


只今、真夏の3Dソフトの発売ラッシュのの真っ只中、3D映画ファンには有り難い状況なのですが、
ココしばらく、今一つ群を抜いたクオリティの高い3D作品が登場しておりません。
昔のように粗悪な3D映像は殆ど見なくはなりましたが、「良い意味でフツーな3D映像」 が多く観られる現状となっております。
(この、「良い意味でフツーな3D映像」 の作品って、記事にするのが難しいんだよネ~。イジリどころが少ない...(^_^;))
あくまでも予想なのだが、『パシフィック・リム:アップライジング』 もこのレベルの3D映像クオリティだと思われるんだよネ~。
発売が迫っているこの2タイトル、『レディ・プレイヤー1』 と 『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』 に期待したいです。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする