『クルードさんちのはじめての冒険2(仮)』3D映像評価
3D映像は...
はい来ました!安心と信頼のドリームワークスの3D映像です!
画面はシネスコサイズ、視差はかなり強め・奥行深し・飛び出し要素激多し。CG特有の高画質な映像。
1作目も素晴らしい3D映像だったのですが、今回の2作目はそれを上回るクオリティ。
特筆するのは、1作目以上にパワーアップされた「ファンタジー要素の強い石器時代」の描写。
まるでニンテンドーのアクションゲームに登場するかのような、ポップで色鮮やかな自然の風景、
...数多く登場する、もう何でもありの植物や生き物たち。
...立体視できるその世界は臨場感が凄まじく、彼らが動く様は2Dでは味わえない魅力が感じられる。
もう見ているだけで心弾みワクワク感が止まらない、子供から大人まで楽しめる不思議ワールド仕様。
全てが見せ場と言える作品なのですが、派手なアクションの3D映像の見せ場も幾つか用意されております。
その1つがちょい冒頭のアクションシーン...
↑(不思議生物の獣たちに襲われるクールード一行たち...楽園を求めて疾走する。)
「飛び出し要素」と「グリグリ~の移動感」の合わせ技の3D映像は、遊園地のジェットコースターを凌ぐ迫力の疾走感。
スローモーションも多用していますが、それでいても早すぎの息も尽かさずのアクションシーンはリピート視聴必須!
若い2人のイチャツキ具合がかなりウザイが、これぞ!ドリームワークスだと思える3D演出になっているのです。
最大の見せ場は、「クライマックスの救出バトル!」
舞台は、映画『ホビット』のゴブリンの巣くう地下街を思い浮かべる巨大ダンジョン。
立体視される洞窟ホール内を縦横無尽に繰り広げられる戦闘はスピード感溢れ、
飛び出し & グリグリ~の移動感はより派手に演出され、謎の「ネーミングロゴ」ショットも3D映えする。
3D映像に見慣れていない人ならば、その凄さに驚かされるでありましょう。もう圧巻の救出劇が繰り広げられるのです!
なぜ故に、この素晴らしい3D作品がS級にならないのか?
お答えしよう!...それは「お子ちゃま向け」で、女の子が可愛くないからである。 ←おい!
↑(今回、大幅にCGアニメ作品のランクを変動させております。詳細は別記事にて紹介致します。)
「お子ちゃま向け」CGアニメに3D映像を含め、これだけのクオリティの高さを持ってくるお国柄に羨ましく思えます。
日本では2Dアニメの技術が高いので、どうしてもCGアニメの製作には力を注がないのは致し方ありません。
もう3Dブルーレイソフトは発売はないと諦めていた輩に、発売されたのは嬉しい限りです。
我々3Dブルーレイ収集ライフを再び盛り上げるには、十分すぎる素晴らしい3D映像でありましょう。
フフフ...これで来月に発売される『ワンダーウーマン 1984』の3D映像が凄ければ最高潮なんですけどネ~。
期待を持ちつつ、今回発売されたドリームワークスの3Dタイトルを祝しようではありませんかぁ~♪