総天然色・魔人スドォの円盤-3D

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【3DBDソフト推進ブログ】

『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』

2022-04-19 | 映画(洋)を熱く語る
『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』
 
 
【ストーリー】
「悪人以外を食べない」という条件でエディの体に寄生し、
彼と共同生活を送る地球外生命体<シンビオート>のヴェノムは、食欲の制限を強いられストレスの毎日を過ごしていた。
そんな中、未解決事件の真相を追うジャーナリストのエディは、刑務所である死刑囚クレタス・キャサディと再会する。
これまで幾度となく猟奇殺人を繰り返し、収監されたシリアルキラーで、彼には死刑執行の時が迫っていた。
「私の秘密を教えよう」と不気味にほほ笑み、エディに対し異様な興味を示すクレタス。
突如その時、クレタスはエディの腕へと噛みつき、エディの血液が普通の人間とは異なることに気づく……。
死刑執行の時、ついにクレタスはカーネイジへと覚醒――。世界を闇へと変えていく。
 
この作品は、4K55インチモニター(吹き替え)で視聴しました。
 
 
世間的には「フツー」という評価を耳にする、『ヴェノム』続編。
シンビーオートに寄生される主人公エディの負け犬キャラと、脳みそとチョコを喰うことばかり言っているワイルドなヴェノムのコンビの掛け合いが絶妙!
ヴェノムが陽気に朝食をメチャメチャに料理する様子を、途方にくれながら見ている様は狂気とも言えよう面白さがある。
↑(日常生活の四六時中、頭の中で「人間喰いたい!」と喚き散らしている状況で、気が狂わないエディの雑な性格さも十分凄いと思う。)
未練たらたらのエディと元婚約者のアンの関係性も、
アンの現在の医者の恋人も良いキャラで、売店屋のチェンさんも好き。彼らとヴェノムの絡みが見ててとっても楽しく、ず~っと見ていられるっ♪
 
...なのに、肝心の今回の敵キャラ:カーネイジの話が全然面白くない!
宿主となるキャサディもただ変人なだけで狂気さを感じられず、叫ぶ恋人とのイチャイチャを見てても不愉快...根本的にこの2人に魅力を感じられない。
原作コミックがそういう設定らしいが、上手く演出し切れていないのだろう?
更に、「大殺戮」と言いながら、あんまり人を喰わなく拍子抜け...「カーネイジ、実はあんまり人を殺していない感」タップリ~なのであ~る。
MCUには必ずあった、目新しい派手なVFX映像効果も見られず、物足りなさを感じられずには居られないんだよネ~(汗)
↑(ヴェノムから派生したシンビーオートなのに、何故にヴェノムよりも強いのか?
どうやら寄生した宿主により、強さや性格まで影響されるらしい...そんなことは本編では語られず?説明不足なところが多い。)
聞いた話では、原作コミックのカーネイジは敵対同志のヴェノムとスパイダーマンが協力して倒すエピソードなそうで?
まあ~ソニピクに対してマーベル側が今回の続編に、スパイダーマンを出すのをOKしなかったらしいのですが、
根本的に、スパイダーマン抜きで『ヴェノム』のシリーズをやったのには失敗というか、致命的だと思うんだよネ~。
 
 
「マルチバース」はオマケ程度...
今回、カーネイジを目にしたヴェノムが「赤い奴はヤバい...」と言ったのに対して、「何がヤバいのか?」「説明不足」などの文句を耳にしましたが...
あれって、サム・ライミ版『スパイダーマン』のことを言っているのでは?
= エピローグのオマケが答えになっていて、シンビーオートはマルチバースの出来事を認識できるような解釈に取れる。
『ノー・ウェイ・ホーム』を見て頂けると分かるのですが、ヴェノムは完全にピーター・パーカーの名前を認識しており、あながち間違っているとも言えない。
 
 
 
今回、『スパイダーマン:ノーウェイホーム』がメガヒットしたのと、サム・ライミが『ドクターストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』を監督したのもあって、
どうやら、サム・ライミ版『スパイダーマン4』が動き出しそうな話になっているらしい。
今回の『ヴェノム』続編は、『アメイジング』のスパイダーマンと絡むとかいう噂も耳にするんだよネ~。
いや~皆、スパイダーマンが大好きなんだなぁ~とつくづく思いますよ~。
(ちなみに私は、『アメイジング』版が好きです。グウェン可愛い~♪)
『ヴェノム』の話ではなく、『スパイダーマン』の話ばかりになってしまいましたが、そりゃ~『ノーウェイホーム』があまりにも面白かったので仕方がありませぬ。
もう、4月27日に『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム 4K ULTRA HD』が到着するのが、待ち遠しくて堪らないのは私だけであるまい~?(^_^;)
↑(4月27日発売予定の『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム 4K ULTRA HD』。
マルチバース全開のスパイダーマンの集大成とも言えよう凄い作品!)
「マルチバース」とは何ぞや~!?
それは次のページにて語りませう...つづく。
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