総天然色・魔人スドォの円盤-3D

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【3DBDソフト推進ブログ】

『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』3D映像評価

2022-08-14 | 3DBDソフト評価
『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』3D映像評価
 
 
 
 
3D映像は...
画面はシネスコサイズ。視差は普通~弱め、奥行きはある、飛び出し要素微々。映像は割と高画質な部類。
『シャン・チー』『エタナールズ』...そしてこの『ドクター・ストレンジ MoM』と、評価の難しい3D映像が続いております。
映画館IMAX3Dで視聴した時には、画質のモッサリ~さと視差の弱にガッカリした思いがあるのですが、
今回の55インチの3Dテレビの視聴時には、画質の良さと思いの外 視差映えした3D映像に歓喜♪
しかし100インチのプロジェクタースクリーンの視聴では、画質は良いが、いささか視差が弱く感じました。
どうも、視聴機器により違いが出てくる模様...
基本、CG部分の視差の書き分けは出来ているのですが、輪部がハッキリしておらず視差が弱く見えてしまうようです。
どちらの視聴も、あのMCU3D全盛期のS級には及びませんが、私的には3Dテレビでの視聴は十分楽しめました。
最近の評価の難しいMCU3作品の中では、一番の3D映像だと思います。
 
 
 
3D映像の見せ場は、数多く用意されておりますが、その内の2つをば紹介...
冒頭の「異空間の魔物との逃走バトル!」
異空間に浮かぶ回廊を、ストレンジと謎の少女(アメリカ・チャベス)が異形の魔物に襲われるシーン。
サム・ライミ節とも言えよう、画面がぐるり~と回転する演出は3D映像とも相性がよく、
冒頭の掴みとしては素晴らしいアクションシーンとなっているのですが、もう少し視差の強さ(メリハリ)が欲しいところ。
アメリカの能力の☆形の異次元の入り口は3D映像に映えし、穴から覗く奥行きのある空間は別次元をリアルに感じさせる。
 
「マルチバースの移動シーン!」
アメリカ・チャベスの「マルチバースへの移動」能力の危機的な発動により、複数の平行世界を横断するシーン。
ストレンジとアメリカは次々と次元の壁をぶち破り、別世界へと吹き飛ばされる。
その移行する世界の姿は、「水の中」だったり「機械の世界」だったり、「死の世界」や「2Dの世界」「ペンキの世界」など多種多様で映像映えし、
1作目の「体から魂を解き放ち多次元宇宙へシフトされる」シーンを思い出させる衝撃の3D映像になっております。
 
 
今回、記事にするに難しかったポイントが、視聴機器によって評価が違うということでした。
色々考えて難しく考えず、両方の評価を書けば良いというところに行き着きました。
皆さんからお聞きした3D評価でも、人によって評価が違ってきているんですよネ~。
↑(注意して欲しいのが、このランク位置辺りでも、良さげな3D映像の作品が多く存在しております。
ストーリーの盛り上がりや、リピート視聴の回数などの理由も評価に含まれているのです。)
 
 
 
引き続き、『シャン・チー』『エタナールズ』の3D映像評価の記事を書く予定でしたが、
この「評価の難しい」の3D映像の類は、評価に時間が掛かりすぎる為、また別の機会に記事にしようかと思います。 ←おい!
 
それにしても最近発売されるMCUの3Dタイトルの数々、3D映像のクオリティが低くなっていると感じるのは、私だけでしょうか~?
聞いた話では、制作にあたってVFXのCG制作会社に対しての時間や予算の出し渋り問題があったようで?
MCUドラマを含めて、あまりにもの製作数の多さに、作品自体の質も落ちていると耳に致します。
この辺りの問題が、3D映像のクオリティにも影響しているのではないかと考えております。
『アバター』の続編、『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』の新規格3D映像に合わせて、MCU作品も3Dに力を入れるとの発表もありましたが、
なんか、色々と心配になっちゃいますよネ~?(汗)
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