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『ミラベルと魔法だらけの家(その1)』魔法の設定編

2022-02-23 | 映画(アニメ)を熱く語る
『ミラベルと魔法だらけの家(その1)』魔法の設定編
 
 
【ストーリー】
『ズートピア』『モアナと伝説の海』のディズニーが贈るミュージカル・ファンタジー。
魔法の力に包まれた、不思議な家に暮らすマドリガル家。家族全員が家から“魔法のギフト(才能)"を与えられるなか、
ミラベルだけ何の魔法も使えなかった...。
ある日、彼女は家に大きな“亀裂"があることに気づく──それは魔法の力が失われていく前兆。
家族を救うため、魔法のギフトを持たないミラベルが、“唯一の希望"として立ち上がる。
なぜ彼女だけ魔法が使えないのか?そして魔法だらけの家に隠された驚くべき秘密とは! ?
 
この作品は、4K55インチモニター&100インチ4Kプロジェクターで視聴しました。
 
 
ディズニーアニメ版『X-MEN』!
うんうん、マジにメチャメチャ面白いんじゃ~ないの?...何が面白いのか?
それは、この魔法の家に住む住人らが受け取る、魔法の力「ギフト(贈り物)」のシステム。
初代祖母の血をひくマドリガル家の人間は5歳になると、壁に扉が出現しノブを触れることで、その個性に見合った「魔法の力」と「魔法の部屋」が贈られる。
その扉には、その人物と能力を暗示するタロットカードのよう光る絵扉が現れるのである。
(なんか『ジョジョの奇妙な冒険 Part3 スターダストクルセイダース』のタロットのスタンド表示のようでカッコ良い。)
人々を助けるために、この力を使いましょう!
魔法をギフトされた者は その後、町の住人の為に魔法の能力を行使する...例えるのならば?ディズニーアニメ版『X-MEN』なのであ~る。 ←違うかぁ~?
 
 
この作品の奥深いところが、主人公のヒロインたるミラベルは無能力者...魔法のギフトを授かっていない。
5歳の贈られるギフトは、町ぐるみでお祝い事の儀式として行われるので、町の住人が見守る中での魔法が授かれなかった出来事は、もはや惨事...
彼女にとっては大きな心の傷になっているのであろうが、それを感じさせない明るさで、自分もみんなの役に立ちたいと行動する彼女が健気で好感が持てる。
この「自分の存在を肯定しよう」とする彼女の気持ちが、「陽」として見れるのか?「陰」として感じるのか?
(身内の人間は彼女のことをあまり相手にしていなく、扱いが決して良い訳ではない。この辺も「陰」と受け取られる要素に。)
受け取り方の違いで、この作品の評価が大きく変わって来るのだと思います。
私はとても明るく楽しい作品だと思いましたが、Amaのレビューを見ると「暗い」「子供に見せたくない」との意見もあり、
見る側の受け取りの違いで、こうも大きく変わって来る感想に驚かされる。そういう意味で、奥が深いと思う。
『アナ雪』もそうであったが、私はディズニーアニメの負の感情を扱った作品にとても心が惹かれるようだ。
(1作目の『アナ雪』が凄いところは、この「負」の部分を「陽」に感じさせるところにあるのだと思う。)
綺麗ごとのお話と一般評価されるディズニーアニメ。その裏側に潜む「闇」をちゃんと描いている毒要素のギャップが堪らない。 ←私はSなのか?Mなのか~?(^_^;)
 
 
ここまで記事を書いて気が付いたのですが、どうやら色々喋りたいことがあって長文になりそう?
「ミュージカル編」と「考察(ネタバレ)編」に別けて、レビューを書かせて頂きます。
それだけ奥が深い作品だということなのですよ~...そう思うのは私だけぇ~?
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