湖岸道路で自転車の事故と思ったら、今度は山で小学生遭難、行方不明のニュース。
幸い小学生は自力で下山、捜索していた警察官に保護され、事故ではなく事件で済み事なきを得たが・・・・。
山頂で点呼をしたら二人がいないのに初めて気づいたというが、これはおかしいでしょ。
教師やガイドは一体どういう配置で数十名の小学生を引き連れてたんだ?
保護された小学生らの話しだと、最後尾を歩いていた彼らが「近道する」と言ってグループから分かれて枝道に入っていったという(ニュース報道による)。
疑問1
何故引率者が、隊列のしんがりを務めないのだ?
疑問2
とかく間違いの元になりやすい分岐点で、全員が通過するのを何故見届けないのだ?(正しい方向へ誘導しないのだ?)
道中は後方確認等を全くしなかったのだろうか。「近道する」はほんのいたずら心からだったのかもしれないが、上で挙げたことを怠らずにいれば、こんな騒動にはならなかったはず。
これは安全管理ができていないという点で、大人の、引率教師やガイドの大失態ですよ。子供の「想定外の行動」(文脈上使ってる言葉であって、引率者はこんなこと言ってません)とかでは済まされませんよね。
折しも関西は今日から梅雨入りした(らしい)とのこと。現地は昨夜から小雨が降っていたというし、カッパやレジャーシートで防ぎきれない大雨だったら体温が奪われ(低体温症)、最悪の結末になっていたかもしれない。
小学生のリュックサックの中におにぎりやチョコレートが入ってたのも幸いだが、真っ暗闇の山中で、小学生はよく頑張った。もちろん反省も必要だけどね。
これに懲りて、学校として来年から登山を中止するなんて必要はないと思うが、安全対策・行動指針を徹底した上で続けていってもらいたい。
子供を守るのは大人なのだから。