朝晩はすっかり薄ら寒くなった昨今。トレーニングは気温が多少上がった9時頃から。
今日は久々に岐阜県へ。しかしながら当初の目標には達っすることができず、後日仕切り直しということに。何ゆえ?
交通量の多さには目をつむりまずはR365で関ヶ原町、R21バイパスの脇から明神の森、岩手峠へ通ずる山道へ。
車では何度か通ったことがあるが、やはりえげつない上り。特に最初の2kmは平均勾配10%以上、おまけに路面もかつてより増々酷くなって凸凹状態。
ボクシングに例えれば1Rから打ち合いになった様なもので、あとあと疲弊しました。
そのうち明神の森前の駐車場に到着。先へ進む前に、見晴らしのいい展望台状の場所へ続く枝線へ向かって直進。
見下ろすは垂井、大垣方面の濃尾平野。新幹線も大きくSの字を描いて関ヶ原越えにチャレンジしてきます。取り敢えず高差約450mのアップ。
明神の森から先へ行くと、伊吹山のお姿が。
岐阜県側の山中から見る伊吹山は、滋賀県側からみるのとはまた大分違った印象なんだよね。なかなかに荒々しい。何年か前のヒルクライム大会で上った、伊吹山ドライブウェイも見える。
舗装工事のため一部予期せぬダート区間があったが、ほどなく岩手峠に到着。岐阜県なのに何で岩手?って突っ込みは無しでね。
実はここからが今日の主役(のはずだった)。皆さんご存知、「君が代」にも謳われている「さざれ石」は、伊吹山東麓のこの春日(川合地区)にあるというので一度見ておこうと思ったワケ。そのために辛い坂道も上ってきたのよん。
ということで峠では池田町方面への舗装林道を右に見やり、春日方面へ直進、ダウンヒル。と、ものの1kmも行かないうちに、ジャジャーン!
なんと通行止めやん! ショック~!
ホント言うと、関ヶ原側の登り口に工事通行止めの看板があったのよね。
確かに地区名は書いてあったけど地元の者じゃないので分からんし、場所を示す概略図がなかったので、もっと先の方だろうと思っていたのだが、まさかいきなり現れるとは。トホホ・・・・。
これが近日仕切り直しの理由なのです。北側からの大回りルートでチャレンジするしかない。
しょうがない。気を取り直し峠へ戻り、これまた元々予定していた池田町方面への林道池田明神線へ。
山の尾根筋を北に行ったり南に行ったりのこの林道、眼下に広がる濃尾平野の眺望が絶品。
ただし思った以上にアップダウンもあり、いきなりの激坂で消耗した脚に加え、更にボディーブローを食らってる様で応える。特に池田山西側の上り(東行き)はタフ。
そんな苦しみの後にはご褒美が欲しい!と念じていたら、今日の最高所である池田山を回り込んだ先には、予想外の感動が待ってました!
いやー、絶景かな、絶景かな! 岐阜、名古屋方面を一望の、高度感あふれる展望所がありました。ハンググライダー等が飛び出していくプラットフォームもあります。疲れが吹っ飛ぶね。
真ん中を揖斐川が流れ、その向こう(写真中央の山)には金華山(岐阜城)も。
車にモトにチャリンコに、なんやかんやで結構な人で賑わっておりましたよ。夜景なんかも有名なんやろな。
なんてことを考えながら涼んだあとは池田町(池田温泉)へのダウンヒル。なにせこの高度感ですからね、凄い勢いでズンドコズンドコ下ってゆきます。
関ヶ原側よりかはマシな坂道だけど(ただし高差はよりある)、こっち側からの上りも相当いやらしいなあ、といった印象でした。
下りきってからは梅谷片山トンネルを抜けて関ヶ原町に戻り、再びR365経由で帰還。
走行距離約80km。
今日の山岳セクションのルート図を貼っときます。ご参考に。
http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=94cd3fc7261a690200b110729533df72
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