トレーニング兼ねて、多賀町の山の中、廃集落を二つ巡ってきた。
米原高校の前を通り旧中山道を南下。鳥居本へ抜ける摺針峠へは向かわず、水谷方面へ。
水谷集落(新しい道路を造ってたりして雰囲気変わったな)の先の分岐から廃集落である屏風、後谷への坂道が始まる。
坂は思ってたよりきつく、勾配10~10数%。クネクネと登ってゆくと、なかなかの高度感。
しばらくして後谷(直進)と屏風(右)の分岐。まずは奥にある屏風へ。
途中の断崖から河内の風穴方面を望む。左手の斜面の中には屏風岩と言うロッククライミングのゲレンデがあり(木立で見えない)、クライマーの声が聞こえる。
こちらが屏風集落。
休日には元の住人が戻ってきてるようで、今日も4台ほど車あり。朽ちた家屋は見当たらず、廃村とはいえぬほどの立派な佇まい。ま、場所が場所だけに、今の時代にここで定住するのは厳しいですな。
分岐まで戻って、今度は後谷へ。
こちらは残っている家屋は1棟だけで、まさに廃村。朽ちた家屋は片づけられてしまったようで、石垣だけが残る。集落内をぐるっと回ってみたかったが、戻ってきてる方(写真の中の車)がおり、怪しまれても嫌なのでやめといた。
山の奥、崖のように見えるのは住友大阪セメントのかつての鉱山跡だそうです。鉱山が稼働していた頃は、この集落もそれなりに賑わっていたんでしょうね。反対側(林道滝谷武奈線側)から一度登ってみたいな(笑)。
山を下りたあとは、多賀大社方面を回って帰宅。
走行距離約56km。