越中八尾(やつお)の「おわら風の盆」を題材にした青春マンガ、「月影ベイベ」。
しばらく前にたまたまその存在を知ったのですが、いいですね~。ハマってます。
描写がとてもきれいで、富山で過ごした2年の間に度々足を運んだ八尾の町並みやおわら踊りの情景が、頭に蘇ってくるのです。
フラワーコミックなのでカテゴリーとしては少女マンガなんだろうけど、ミステリアス仕立てなところあり、胸キュンあり、高校生たちのおわらにかける思いも伝わってきて、成人男性(つーか、オジサン・・笑)でも十分楽しめますね。
カバーの裏表紙側を並べていくと、巻を追うごとに八尾の町並みが連なっていくのもいいですね~。諏訪町の辺りを思い出しますわ~。
1~3巻はブックオフで、先ごろ発売されたばかりの4巻は新刊で買ってきて一気読み。
おわらの雰囲気を知っているせいなのか、絵を見ているとストーリーとは別のところで、なぜか心にジーンときます。
先日は、まるで4巻の発売に合わせたかのようにNHK・BS「新日本風土記」で「越中八尾 風の盆」が放映されたけど、こちらも良かった~! 祭りに関わる人々の顔が良かった~。(25日午前6時から再放送あり)
あー、もう一度行きたや、八尾の街、風の盆。
ところで「ベイベ」って、何の意味なんだろう・・・・?