煩わしい作業が減るのは好ましい。家事や育児等はAIやロボットによって10年後には4割軽減されるだろう、と云う研究者のアンケート結果が出たそうである。目立つのが「食品の買い物」で59%である。意外と面倒だもんなあ、日々の献立を考えるの。それをAIが的確にリコメンドしてくれるだけでも、楽になると思う。「食事のローテーションから考慮して本日はステーキがお勧めですが、年収を勘案するとモヤシ炒めが最適です」と云うリコメンドにカッとなりスマホを叩き割る悲劇が発生する恐れも有るが、概ね有益な相談相手になってくれると期待している。ただ、その恩恵を享ける為にITの知識が必須になっては意味が無い。知っておくに越した事は無いが、誰でも簡単に使えるツールでなければ活用は広まらないだろう。どう云う形で浸透していくのかは分からないが、ネットに繋がっていないと今夜の晩御飯が決まらない、と云う事態に陥るのだけは避けて欲しいのである。