やっぱりブランドって大事。パナソニックが充電式乾電池の名称を「エネループ」に統一すると発表した。三洋電機を吸収合併する以前から乾電池のブランド「エボルタ」を展開しており、ここ10年は両者が併存する形だったが、分かり難いと云う声が多かった様である。これで使い切り高性能はエボルタ、充電式はエネループと棲み分け出来る様になった事は評価するが、デザインの復刻はなさそうなのがイケズである。拙宅にはeneloopロゴの乾電池(2013年終売)が何故かゴロゴロ転がっており、持ちの良さは折り紙付きである(充電時にダメ出しされる個体もそれなりに有るが)。世界的にもブランドの浸透度は段違いだそうなので、よくここまで頑張ってこれたとエボルタには意地の悪い労いの言葉を掛けてあげたい。「金パナに勝てるん?」と云う更に意地の悪い追撃は控えたい。弛まぬ技術改善の裏付けがあってこそではあるが、定評を得たブランドの強さを改めて知ったのである。