目に見える世界と目に見えない世界は、
どちらも大事である。
目に見える世界に偏って生きている人は、
現実に振り回され
物質にこだわって一喜一憂する。
しかし、目に見えない世界を大切にする人は、
人生に対する謙虚さと感謝を失わず、
また、心が安らぎやすいものである。
我々は、ついつい仏様に背中を向けるように生活しているが、
仏様は、
そんな私達を見捨てられることなく、
常に慈悲の眼で見守り続けていて下さっている。
それは丁度、どうしようもない悪い子を持つ母親が、
何れはこの子はきっと目覚めてくれると、
じっと母親の愛情で見守り続ける、
そんな状況に近いと思う。
合掌