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利供養でご先祖様の財を頂く。その3

2017年10月06日 19時22分33秒 | ひと口法話

利供養で、ご先祖様の財を頂くためには、?


我々子孫が、しっかり利供養することで、

ご先祖様は、霊界において陰徳を積むことがお出来になるのです。

その陰徳は、子孫のための財となります。


一般的に行われているボランティアの掃除などは、

世間に対して行なっている各人の徳積みであり、

ご自分のご先祖様とは全然関係ありません。


ご先祖様が陰徳を積むためには、供養が必要です。


この供養法は、

敬(けい)供養・利(り)供養・行(ぎょう)供養と

三つに分かれております。


一般的な供養法は、敬供養ですね。

菩提寺さんがお勤めされるお経や年忌法要を敬供養を言います。


そして利供養ですが、

特に年忌法要などで食べ物をお供えして供養をすることを利供養と言います。

ここまでは、一般的に行われる供養法となります。


残念ですが、利供養でお供えした品をご先祖様は、霊界に持ち帰ることが出来ないのです。

なぜなら、この世の食べ物は、直接霊界に持ち込むことが出来ないからです。


その為に当山では、

山主が見えない世界のお大師様より授かりました秘法秘傳の修法を用いて、

お供え物一粒ひとつぶに開明供養を施します。


これにより初めて霊界へお届けできる品物の状態なりますが、

故人が霊界までその品物を持ち帰る事ができないのです。


そのためご供養後に、

さらに秘傳の修法(ロイ)を用いて霊界まで

故人とお供え物をお送りいただくという形をなります。

 

※ 当山の行供養は、このように神仏一体のロイによる修法が必要となります。

 

当山の行供養とは

霊界に於いて、当日ご供養を受けられた故人自らが、

霊界において施餓鬼(布施をする)をする行と呼びます。

つまり供養の受けられない霊たちにお供え物を施すという供養。

これが、本来の施餓鬼供養でございます。

つづく


南無大師遍照金剛

 

 

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