命光不動尊のブログ

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余命宣告の恐怖

2017年11月12日 18時41分30秒 | ひと口法話

仏教世界探訪

著者 山内 修平 氏

元、大阪府立大学 教授

 

この著書に興味深い記事が、書かれておりましたので抜粋します。

 

日本の医者の宗教心と言う題の中に

信仰者  15%   不信仰者 80%  未回答 5%

 

医者は現象を科学的理性の上に立って判断する習性のために、

このような統計が生たものと思うが、

医者も老齢になるとやはり宗教信者が増えると思う。

事実死体にメスを入れる医者は瞑目合掌する慣わしである。

という記事である。

 

医者の多くは、現在医学でしか病気を治せないという考えのもと、

平然と余命宣告をするようであるが、

余命宣告は、患者にとって死刑宣告である。

 

精神力と生きる気力をなくした者に、

残された道は、死である。

 

人間如きが、人の死の期限を決める権限はない。

 

私の昔、胃癌と言われ、

生存率の低さに腰が抜けるほど、驚いた記憶があります。

 

その医者から

「この病気を治すには、神仏しかない」という言葉を聞き、

今の私が有るのです。

 

私が弟から聞いた最後の言葉は、「医者に殺された」という言葉でした。

 

南無大師遍照金剛