命光不動尊のブログ

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心と魂の反省は、違います

2017年11月16日 19時58分33秒 | ひと口法話

「眼からからウロコが落ちる本」

PHP 研究所 笠巻勝利  著者

 

忘年会ではなく「望年会」がいいと書かれている。

この忘年会という漢字が悪いのだと。

望年会にするのがよい。

 

どちらかといれば日本人は、

「過ぎたことは水の流して、きれいさっぱり忘れて来年は来年でがんばろう」と

忘年会を開く。

 

しかし、このような考えは、「一年草の生き方である。」と言っている。

「今年あまりきれいに咲かなかったが、来年はもっとがんばってきれいな花を咲くように努力しましょう」

という考え方では、来年もうまく咲くとは限らない。

忘れることが大事ではなく、反省し、

一年単位ではなく、二年、三年と年輪のように積み重ねていくことが大事である。

と書かれている。

 

私は、 

人間には、心と魂の両方が備わっており、

心の排泄の反省と、魂の排泄である懺悔が必要であると考えております。

 

反省は、

その時だけの一時の心の感情であるから、

咽喉もと過ぎれば、忘れてしまいがちで又、過ちを犯すのである。

 

しかし、懺悔は、

心の奥底から出てきた反省であり、

これが魂の懺悔という。

このような反省し、懺悔をした人は、二度と同じ過ちを繰り返す人はいない。と、

また見たことも無い。

 

南無大師遍照金剛