本日、11時より命光秘流不動護摩供が行われました。
令和元年度最後の終い不動護摩ということで、
いつもに比べ多くの信者様がお参りされました。
皆様、場所を譲り合って座って頂きました。
当山の護摩供にお唱えします御真言は、
一般的な不動真言ではございません。
しかし、発音等が少し難しいこともあり、
護摩供の途中より、皆様がよくご存じの一般的な不動真言を
お唱えさせていただいたのですが、
やはりご本尊、命光阿遮羅明王尊の御真言を唱えますと、
お不動様の感応が全く違い、不動尊のお顔が真っ赤に
変化し、肉眼でもはっきりと見えるとに皆さん、
一様におっしゃいます。
この時にご霊験が頂けると言っておられます。
次回より皆様にもご一緒にお唱えしていただけるよう山主が
ご指導させていただきました。
護摩を焚いて傍らで山主は、霊界施餓鬼一粒萬福法要を。
お不動様が感応されて護摩の炎が
倶利伽羅大竜不動明王となられました。
また、今日遠方のためお参りできない信者様のご依頼で
曾祖父様の霊界施餓鬼一粒萬福法要を護摩供でお勤めさせていただきました。
故人様は、戦死され死後七十七年が経過しておられますが、
未だに忘れられることなく、曾孫様より
ご供養を受けられるということに大変感謝されており、
喜んで(霊界に)帰りになりました。
霊界に帰られ、同じように戦死された英霊にお配りされるそうです。
これだけ大勢の方に送っていただけることは滅多にございません。
護摩の後、全員で美味しいお食事を頂き、
時間のある方は、仏具のお磨きをしてくださりました。
ご本尊様も大変お喜びでございました。
本年度最後に相応しい護摩供となりました。