貞観です。
今日は私の母方の祖母の56年目の祥月命日でしたので、
霊界施餓鬼一粒萬福法要の修法でご供養していただきました。
56年も経ちますと、
八月に亡くなった母親も自分の親の命日も忘れておりました。
命日が近づくと、
祖母から「母親に思い出すように伝えて欲しい」と頼まれておりました。
何十年経とうと、供養を受けられることは、最高の幸せです。
亡くなられた人は、忘れ去られることが一番悲しいのです。
生きているうちは皆様、母親の日や父の日、敬老の日と祝ってくれますが、
何年も経ちますと、故人の祥月命日も忘れてしまいがちになりますが、
供養こそが本当の親孝行ではないでしょうか。
その供養している姿は、子や孫に受け継がれていくものです。
供養は、子孫からの最高の贈りものです。
霊界への故人様への贈り物は、
形を変えて我々に元に還ってきます。
南無大師遍照金剛