命光不動尊のブログ

貴方の知らない神道や仏教の教えが命光不動尊にはあります。

本日は、二件とも岡山県の故人様のご供養でございました。

2020年07月07日 18時03分41秒 | ご供養

偶然にも故人様が岡山の方、お互いに岡山弁でお話されたことでしょう。

 

お一方は、月命日のご供養で、何度のご供養されており、霊格の上がられた故人様です。

 

もう一方は、本日はじめてご供養を受けられる故人様です。

施主様は、4歳の頃にご両親が離婚され、父親の方に強引に引き取られたそうです。

 

父親は病気がちで、祖母が母親代わりに施主様を育ててくれたのですが、

祖母に辛くあたってしまったと。

 

高校に行くようになってからは母親に育てられ、

祖母とは疎遠になってしまったのだそうです。

 

本日は、大事にしてもらった祖母様に悪いことをしたという思いもあり、

「お詫びと恩返し」をしたいと、ご供養をお申込みになられました。

 

施主様知りませんでしたが、今年は、故人様の37周忌にあたっており、

本日のご供養は、お不動様のお計らいで特別供養をなりました。

 

故人様は、「ぼっけい、ぼっけい」と岡山弁で山主をお話しされていたようです。

 

「ぼっけい」という言葉を施主様にお伺いしますと、

 「久しぶりに聞いた、岡山弁。」

「すごい、とても」という意味があるそうで、

お供えの品をみて「ぼっけい」供養をうけられて「ぼっけい」と言われ、

「こんなに沢山の品、どうすればいいのか」と心配していた。

 

本日は、特別供養としてお勤めさせていただきましたので、

お経の功徳により、霊界ではお供えの品が三倍にも増えたそうです。

 

故人様(祖母様)は、孫に供養をしてもらい、泣いて喜んでいたそうです。

そして、人間の子供を大きくしておいて良かったと。

 

ある人が言っていた話です。

犬が猫を大事に飼っても、お茶のひとつ入れてくれんが、

子供を育てていると、悪い子でもお茶は入れてくれる。

やっぱり、人間の子を育てないとダメだ。と言われたとか。

 

最近は、離婚して祖父母に育てられた言う話も珍しくありません。

育ててもらったご恩を返してますか?

 

何十年経とうと、ご恩返しできるのです。

 

南無大師遍照金剛