昨日の続きです。
命光不動尊の第一日曜日の月次祭で行われております鳴釜神事祭の修法を用いて
家中をお祓いするのが、屋敷祓いになります。
まだ、釜の蓋が開いておりませんので、祝詞を奏上中です。
釜に神様をお鎮めし、(神様が鎮まりますとお釜から音が鳴り響きます。)
寳禅師 祝詞奏上中
先ず初めに参拝者全員をお清めしていただきます。
これから鳴り響いている釜を持ち、家中(トイレ以外の各部屋)を周ります。
居間で三ヵ所
邪気(ねたみ・うらみ・つらみ)邪霊のいる場所に行きますと、不思議と釜の音が止まってしまいます。
この場合、こういう災いを及ぼす蛇でもないミミズでもない奇妙な形で眼がギョロギョロしている長物(ながもの)がおります。
外に追い出すか、釜の中追い込み浄化させます。
そうすることで、釜は再びの鳴り出します。何度見ても不思議です。
再び釜が鳴り出しますと、施主様の歓声があがります。
次は、台所
三階の部屋 三部屋 あちこちで音が止まりました。
整体師 猿黄氏が法螺貝を吹いてくださいました。
長物は、法螺貝の音が苦手なので逃げ回っております。
お風呂場
今のところ、物置?
引っ越しして日が浅いので荷物が出ておりますが、
荷物もまとめてお祓いしてくださいます。
最後は玄関から追い出しました。
邪気(ねたみ・うらみ・つらみ)の正体は、
実はこの土地の持ち主のお爺さんです。
子や孫の代になって土地を売り、このことを知らずに
「勝手に人の土地に家を建て追って」と憤慨して
前住人者を追い出してしまいました。
怖いですね。
釜を持って家中周っている間、叔父さんを諭しております。
また、前住人者の奥様もせっかく建てた家を出ることになり、
無念の念、恨み、辛みの念を残しております。
このような人間の念が住む者に災いをなり、
事故や病気や災難を引き起こすのです。
新築の家でも同様です。
お気をつけください。
お祓いのための滞在時間
昼食こみで約5時間でした。
南無大師遍照金剛