四家先祖供養のため、今日は7家(軒)の施主様がご来寺されました。
四家供養はその家の礎を強固にするために必要なご供養です。
古い信者様は20年前から、新しい信様様は昨年からの方々でございますが
皆様、熱心にご供養を続けておられます。
皆様供養を始められて様々なご利益を頂いておられるようでございます。
当山の四家供養は365日、
毎日がどなたかの命日にあたると仮定して供養を行っております。
我々は、死んだら最後、自分の思い通りになることはありません。
いくらお金を残していても子孫の勝手次第、死んでしまったらどうにも出来ないのです。
残された子孫がしっかり供養をしてくれないと、
死者(故人)は、成仏するための修行ができないのです。
子孫のためと、財産を残してもそれが元で財産の取り合いが始り、
裁判沙汰になる場合も多く、本当に子や孫のためになるかは分かりません。
子孫が幸せに暮らすためには、陰徳という霊界で使える財産が必要です。
霊界の財産である陰徳は、簡単には貯まりませんので、
コツコツと貯めるしかないのです。
生きている間に何をすべきか、何のために活かされているのか。
今日のご供養に来られた皆様は、このことをよく理解されている方々です。
親の背中を見て子は育つ