このたびの豪雨で被災された方々に心からお見舞い申しあげます。
本日、11時より命光秘流不動護摩供が厳修されました。
本日は関東の信者様が、一家揃って初めてご来寺下さいました。
以前からご来寺を希望されていたのですが、
「ようやくお参りすることができました。」と喜んでおられました。
コロナウイルス感染者が再び増加しているようですが、
山主は「こんな時こそ当山の「火禊ぎの行」で
心身の邪気を祓い病魔を体内に招き入れないことが肝心」
と申します。
特に本日は、皆様全員に「火禊ぎの行」をしていただきました。
「火禊ぎの行」とは
当山独自の護摩行であり、護摩の炎の中にご自身で
「一願成就札」を煽っていただくという行です。
炎の中に手を入れますので、普通にやれば火傷をしてしまいますが、
山主が信者様の後ろで「水のお九字を入れてお加持」をして下さいますので、
火傷をする心配はございませんが、
真似をして火傷をされた行者さんもおられます。
そのため小さなお子様でもこの「火禊ぎ」の行をしていただくことができます。
無事に火禊ぎをすることができました。
本日は、参拝者全員が「火禊ぎの行」を行いましたので、
時間がかかり、護摩壇の回りも熱気で火箸が持てないほど熱くなり、
寳禅師は、「火傷しそうなほど熱くて大変でした」と。
寳禅師は、消防士ですので熱さには慣れているのですが、
火事の現場とは、熱さが違うと言っております。
真言を唱えると手や身体の芯からエネルギーが放出され
身体中が熱くなり、護摩の熱気との相乗効果で全身から瀧のように汗が吹き出します。
そのため護摩の後は下着まで着替えます。
土用の護摩は1年で一番熱いと昔から言われ、
本日の参拝者の方も汗まみれで一心に拝んでいらっしゃいました。
南無大日大聖命光阿遮羅明王