命光不動尊のブログ

貴方の知らない神道や仏教の教えが命光不動尊にはあります。

命光秘流不動護摩供が厳修されました

2022年07月17日 17時12分17秒 | 命光秘流不動護摩供

このたびの豪雨で被災された方々に心からお見舞い申しあげます。

 

本日、11時より命光秘流不動護摩供が厳修されました。

本日は関東の信者様が、一家揃って初めてご来寺下さいました。

 

以前からご来寺を希望されていたのですが、

「ようやくお参りすることができました。」と喜んでおられました。

 

コロナウイルス感染者が再び増加しているようですが、

山主は「こんな時こそ当山の「火禊ぎの行」で

心身の邪気を祓い病魔を体内に招き入れないことが肝心」

と申します。

 

特に本日は、皆様全員に「火禊ぎの行」をしていただきました。

 

「火禊ぎの行」とは

当山独自の護摩行であり、護摩の炎の中にご自身で

「一願成就札」を煽っていただくという行です。

 

炎の中に手を入れますので、普通にやれば火傷をしてしまいますが、

山主が信者様の後ろで「水のお九字を入れてお加持」をして下さいますので、

火傷をする心配はございませんが、

真似をして火傷をされた行者さんもおられます。

そのため小さなお子様でもこの「火禊ぎ」の行をしていただくことができます。

無事に火禊ぎをすることができました。

本日は、参拝者全員が「火禊ぎの行」を行いましたので、

時間がかかり、護摩壇の回りも熱気で火箸が持てないほど熱くなり、

寳禅師は、「火傷しそうなほど熱くて大変でした」と。

 

寳禅師は、消防士ですので熱さには慣れているのですが、

火事の現場とは、熱さが違うと言っております。

 

真言を唱えると手や身体の芯からエネルギーが放出され

身体中が熱くなり、護摩の熱気との相乗効果で全身から瀧のように汗が吹き出します。

そのため護摩の後は下着まで着替えます。

 

土用の護摩は1年で一番熱いと昔から言われ、

本日の参拝者の方も汗まみれで一心に拝んでいらっしゃいました。

 

南無大日大聖命光阿遮羅明王