先祖の座布団を替えるなとは
先祖代々が受け継いでいた宗旨・宗派を勝手に改宗するなということである。
当山へ相談へ来られる方の多くは
他者で祈祷や供養を受けるにもかかわらず好転しないという悩みで来られます。
そのような場合、子孫の誰かが勝手に宗旨替えをしておられる家が多いのです。
その結果、先祖も子孫も迷い苦しむ事に成るのです。
私が供養していると
令和の時代にもかかわらず甲冑姿のご先祖様が現れます。
その方達の子孫である相談者は
[菩提寺できちんとした供養をしてもらっております]と言われます。
私が言うご先祖さまとは、
親や祖父母や曾祖父母の人だけを言っているのではありません。
もっともっと大昔から何百年と続いているその家で
「亡くなられた人(霊)の数」の事を言っているのです。
膨大な計り知れない数にあるでしょうから、
正確な数字は誰にも分からないでしょう。
当山では毎日が誰かかれかの命日であるとして
1日から30日まで数々の秘法秘傳を以って供養致しております。
この様な手厚い供養法は、当山独自の秘法であり、他には御座いません。
では、見えない姿の無い霊に対してどう対処するのか?
そこで私が命光不動尊より頂いたご霊示は
「霊は霊に救いとらせよ」いうお言葉でした。
「霊は霊に救いとらせよ」の意味とは、
例えば、当家の事でございますが以前に本尊から言われたことがございます。
「お前の家に1万人の霊がおれば5千の霊は成仏していると仮定してあとの5千は沈んでると思え。」
つまり不成仏霊であると言われた。
その不浄仏霊を救い上げるのは上記の「霊は霊に救いとらせよ」
先ず、成仏されている先祖霊(つまり清浄界の先祖霊)に
お食事である真言やお経等を十二分に差し上げることで功徳力を護持され、
この功徳力を以って堕ちている先祖霊(不浄仏霊)を救い上げてもらいなさいということなのです。
結果的には成仏しておられるご先祖さまには物凄い力がつき家運を好転する事が出来るのです。
又、ご先祖さまからのお返しが子孫に繁栄をもたらす事になるのです。
この様な事も全然分からない方が多いのです。
病気や貧乏になるのは自分の行ないや心掛けのせいでもあり、
ご先祖様のせいだけではありません。
それは、自分(親)の都合で、
宗旨替えをした為に、
先祖が迷い苦しみ苦しんでいる姿でもあるのです。
一度、変えた宗旨は、元に戻しても
簡単には、修復できないのですよ。
その責任は、変えた本人が償うことになります。
合掌