前回のブログの続きです。
通常はお寺さんのお参りは、月1回ですので、
故人様は、1年間で12回しか受けられないのです。
仮に10日に亡くなられた方がいた場合、
10日にお寺さんがお参りに来られます。
しかし、その後に他の人が15日に亡くなりますと
後に亡くなられた人の命日が優先され15日にお参りに来ますので、
先の方の10日の月参りはなくなってしまいます。
このように1人の故人様が受けられる供養の回数は、
驚くほど少ないのです。
これだけ手厚い供養ですが、当山では
一家100円 × 四家 = 一日400円
一家7万霊 × 四家 = 一日28万霊 を
400円で執り行っています。
これは少しでも多くの施主様やご先祖様をお救いしたいという、
お大師様や山主の慈悲のお気持ちです。
お陰様で現在では、宗派問わず
全国各地からお申込みいただいております。
先祖代々続いている業などは、
焦がした鍋にこびりついた汚れをそのまま、
放置したようなものであり、
その鍋を傷つけずに綺麗にするような作業が必要です。
キツい洗剤や力づくでは鍋が傷つき使えなくなりますので、
慎重に汚れを落とさなくてはいけません。
先祖代々の業も
丁寧で気長な供養をすることで、業をが剥がれ落ちるのです。
なぜ当山でしか
一家7万霊 × 四家 = 一日28万霊というような
膨大な数のご先祖様を供養できないのか・・・
続く
合掌