ご夫婦のご縁とは不思議なもので、
最近では、どちらか一方の家は、信心の無い家であるというのは多いです。
核家族化の影響で、仏壇の無い家で育つからでしょうね。
こういう場合は、信心深い人との結縁により、家は受け継がれていきます。
信心の無い夫の家に、信心深い嫁が嫁ぎ、家の供養をする。
また、反対に信心の無い嫁と結婚して、夫が嫁の実家の供養をする。
また、夫婦どちらとも信心のない家では、不思議と子供がしっかり供養をするようになる。
子供さんが、しっかり信心なさるとお墓の建て替えで立派になり、
落ちぶれた家の家運の上がり、子供さん地位や名誉に恵まれるようになります。
本当に不思議なものです。
本日の護摩に現れた倶利伽羅竜王
死霊浄化の竜神様です。
ご夫婦で信心深いという方は本当に少ないようで、
当山でもご夫婦揃ってお参りされる方は、ほんのひと握りです。
ご夫婦ともに無信心で、その子供もまた、無信心で先祖供養はしないと言った家の場合、
家族全員、不慮の事故で亡くなるというようなこともあるのです。
墓じまい、仏壇じまい、お位牌を永代供養にされたりは、
ご先祖様側からみれば、先祖祀りの放棄となり、
家系の消滅は、魂の消滅に繋がります。
なぜ、その様な目に遭うのかと言えば、
「先祖祀りをしない子孫などいらない。」と
ご先祖様の諦めの表れではないでしょうか。
南無大師遍照金剛