やっとこさ観に行って参りました。
アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督『バベル』
人は誰かと関わらないと生きていけないものであり
関わるからこそ行き違いやすれ違いが起こるわけで・・・。
言葉がなくても伝わる事もあり
言葉でなければ伝わらない事もある。
率直であるからこそ誤解が生じ
相手を思いやるからこそ本音を隠す。
知ってほしいのに仮面をかぶり
弱い自分を見せない為に他人を攻撃する。
“伝える”と言う事の必要性と難しさが突き刺さり
人の残酷さと裏腹に切なさと孤独を思い知る。
う~ん、なんとも湿った映画でございました。