ジョルジュ・ルオー展

『ジョルジュ・ルオー 展』に行ってきました。



骨太の輪郭線と鮮烈な色彩による画風が印象的な、20世紀を代表するフランスの画家ルオー。

キリストの受難や聖書の場面といった宗教的な題材に生涯を通じて取り組んだほか、道化師や裁判官、労働者ら市井の人びとにも目を向け、人間味あふれる姿で描く。

彼の受け止めるその時代の不安や不条理や哀しみが
1枚1枚の絵や版画から強烈に伝わり
流れ行く時代を浮き彫りにしているようだった。



暗く重い作品の遥か先に
微かな光が見える気がした。





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