監督/脚本:チョン・ジュリ『私の少女』
元エリートの女性警察官と一人の少女との交流を
家庭内暴力や性的マイノリティー、
外国人の不法就労といった社会問題を織り交ぜて描かれた作品。
他人に無頓着な都会と比べ、
田舎は人間関係が密で近い。
どちらが暮らしやすいのかは一概には言えないが
他人と密接な生活が心地よくない場合もあるのだろう。
見て見ぬふりをしないと生きていけない土地。
そこには犠牲者が存在してくる。
どんなに辛くてもそこからは逃げられない現実。
だから皆口を噤む。
そこに有る闇を持つ女が現れ事態が変わる。
彼女に何かを求め見出し、心に傷のある少女が慕う。
闇は仄かな光を見つけ
傷は少しづつ癒えていく…のか。
ワイパーをカシャカシャ動かさないと走れない移動中。
この先空は明るく道中を迎え入れてくれるのか…。
後味はあまり良いとは言えないが
何かを秘めつつもぐっと抑えたペ・ドゥナと
あどけなさと危さが共存したキム・セロンが非常に良かった◎
TOP
元エリートの女性警察官と一人の少女との交流を
家庭内暴力や性的マイノリティー、
外国人の不法就労といった社会問題を織り交ぜて描かれた作品。
他人に無頓着な都会と比べ、
田舎は人間関係が密で近い。
どちらが暮らしやすいのかは一概には言えないが
他人と密接な生活が心地よくない場合もあるのだろう。
見て見ぬふりをしないと生きていけない土地。
そこには犠牲者が存在してくる。
どんなに辛くてもそこからは逃げられない現実。
だから皆口を噤む。
そこに有る闇を持つ女が現れ事態が変わる。
彼女に何かを求め見出し、心に傷のある少女が慕う。
闇は仄かな光を見つけ
傷は少しづつ癒えていく…のか。
ワイパーをカシャカシャ動かさないと走れない移動中。
この先空は明るく道中を迎え入れてくれるのか…。
後味はあまり良いとは言えないが
何かを秘めつつもぐっと抑えたペ・ドゥナと
あどけなさと危さが共存したキム・セロンが非常に良かった◎
TOP
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます