北斎展

北斎展に行ってきました。

日本のみならず世界中で広く愛されている浮世絵師・葛飾北斎。
江戸後期に浮世絵師として画界に登場してから90歳で没するまでの約70年間
伝統や流派にとらわれることなく
役者絵、美人画、花鳥画、風景画など常にあらたなテーマに挑み続け
生涯を通してまさに“画狂の人“を貫く。
今回は選りすぐりの約140点を展示。

非常に見応えのある作品展で
一つ一つじっくり見ていると
かなり時間がかかってしまう感じでした。

来場者は落ち着いた年代の方が多くみられ、
皆さん熱心に閲覧されていたのが印象的でした。

たくさんある作品の中で
色々と興味を惹かれるものがあったわけですが、
鮮やかな色彩や細かい作業もさることながら、
作風の違いに驚かされたのが一番でした。

特に歪でおどろおどろしい中にユーモアが混じったお化け物や
　　　
繊細で耽美な花、鳥、蝶などの作品に足を長く止めさせられました。　
　　

江戸の文化に根付いた大衆娯楽。
北斎の作品は当時の生活や身近な楽しさ美しさを映し出している。







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