監督:グリンダ・チャーダ/原作:サルフラズ・マンズール
『カセットテープ・ダイヤリーズ』
1980年代のイギリスを舞台に、
パキスタン移民の少年が
ブルース・スプリングスティーンの音楽に影響を受けながら成長していく姿を描いた作品。
残念ながらブルース・スプリングスティーンにあまり詳しくないので
ガッツリと刺さる事がなかったが
時折流れるその当時の音楽は
懐かしくてちょっと嬉しかった。
紛争が絶えないパキスタンから
イギリスに移住してきた家族。
傲慢ともいえる父親との確執。
馴染めない文化と迫害に
目立たないよう我慢を強いられる日々。
そんな中
一歩踏み出すきっかけとなった
ブルース・スプリングスティーンの曲。
暗い部分はサラッと描き、
前向きに突き進んでいく青年の成長が
王道的な流れで描かれている。
そして彼らは実在する。
なかなか良いお話だと思います!
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