うき世隣の ほととぎす
平成31年2月13日(水)
水泳の池江選手が白血病!
自分で自分のツイッターに
告白した。
老いた田舎の元水泳選手でもあった
私にも「ああ!」という溜息が・・・。
病気を克服して・・・!その後の活躍を
と望むばかり。
青梅の空も今朝はそんな気分空。
今朝は、浮世隣の ほととぎす の
鶴仙渓。
鶴仙渓の最下流で、大きな淵を
なし、奇岩・名瀑に風趣をそろえる
辺りが黒谷で、そこに架かる重厚な
アーチ型の石橋が黒谷橋だ。
この石橋は昭和100年に架けられたもの。
それ以前は、木造の橋で、古くから
多くの人がこの黒谷橋を通って、
小松・那谷寺へと旅立ったそうだ。
私はまた遊歩道へ。折り返し。
自笑の句は、
「川音や うき世隣の
ほととぎす」 。
芭蕉は、道明(どうめい)が淵に
おいて、次の句を詠む。
加賀山中桃妖に名をつけ給ひて。
「桃の木の 其葉ちらすな
秋の風」
『泊船集』
ここが川床だ。
外国のご夫婦が川床を借りて一休み!
風流な場所。
描いたり、句を詠んだり、
いろんなことができる場所。
地蔵と観音様
往きと還りはやっぱり違う。
同じ小径だが。
川床でのんびりしたいところだったが・・。
道半ば!