「麒麟が来る」2 夫の貧
令和2年2月7日
今朝は、例年の寒い朝に近い。
気温は、室温5度。
朝の歩行禅を終えても、
いつものぽかぽか感はなし。
雪も降り、氷もでき、
ちょっとほっとしている人も
見えるだろう。
今朝も 明智光秀ゆかりの
寺。西教寺。
光秀の辞世の歌
の近くに芭蕉句碑。
芭蕉句碑の句は、
「月さひよ
明智か妻の
はなしせむ」。
「月も静かに落ち着いた
感じで照らしてくれ。
あの明智の妻の髪を切って
夫の貧を救った昔話を
しよう。」
の意。
「将軍明智が貧の昔、
連がく会いとなみかねて
侘侍れば、
その妻ひそかに髪を切りて、
会の料に備ふ。
明智いみじくあはれがりて、
いで君、五十日のうちに、
輿にものせんといひて、
頓て云けむようになりぬとぞ。」
という前書きでよくわかる。
山内一豊の妻に並ぶよき話に
遭遇!
そして、
柔和な観音様に魅せられて、
西教寺とお別れ・・・。