貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

岐阜市: 長良川ポケットパーク(鵜かがり)①鵜匠と鵜の特性!

2024-04-05 10:50:36 | 日記
令和6年4月5日(金)
岐阜市:  長良川ポケットパーク(鵜かがり)               
 長良川左岸の長良橋の下流側
のポケットパーク鵜かがり。
 二回目の感激!
 ポケットパークという名に
ふさわしく可愛い公園で、
鵜匠の像と鵜飼いに因んだ
句碑等が所狭しと・・・。
 岐阜長良川鵜飼では、
現在6名の鵜匠が活躍。 
<宮内省式部職鵜匠像>
 
 鵜匠は、宮内庁の儀式・交際・
雅楽に関する職務を行う
「式部職」のうち、
「鵜匠に任命する」という辞令を
受けている。
 「宮内庁式部職鵜匠」に
任命されているのは、
全国で岐阜長良川鵜飼の6名と
小(お)瀬(ぜ)鵜飼の3名の計9名
のみという。
 鵜匠は、世襲制。

しかも、男性で、一家に一人。
 初めて知り、
鵜匠の像を見ると、
流石慈悲に満ちた品格も
表現されている。
 ついでに、鵜についても調べる。
 鵜は、
カツオドリ目ウ科の水鳥の総称。
 岐阜長良川鵜飼では、
カワウよりも体が大きくて
丈夫なウミウを使っている。
 現在、
茨城県日立市十王町の伊(い)師(し)
海岸で、野生のウミウを捕獲し、
各鵜匠家に届けられている。
 鵜は、人に懐き、
人が扱いやすい鳥。
 また、視力が優れ、逃げる時、
喉にためた魚を吐き出して
飛び去るという。
 こうした特徴や習性が、
鵜を使うヒントになったという説
がある。                     
 鵜が視界に入る魚を
可能な限り捕える鵜飼は、
他の漁法に比べて魚の捕り逃しが
少なく、効率的。
 また、鵜が咥えると
魚が一瞬で死ぬので、
脂が逃げず鮮度がいいという
利点もあるそうだ。

 納得!!