瀬田の長橋と国の春
令和2年9月15日(火)
広重の「名所江戸百景」のひとつに、
この芭蕉庵は二つの松と共に描かれている。
その昔は、早稲田田園地帯であったのも
懐かしい。
五月雨塚の芭蕉の句は、
「五月雨に
かくれぬものや
瀬田の橋」
元禄元年作。
五月雨に煙り、濛々たる中に、
瀬田の橋が長々と横たわる。
琵琶湖の南端に流れる瀬田川に
長々と架かっている瀬田の橋、瀬田の
長橋とも言われていたる。
伊藤松宇の句は、
「真中に
富士聳えたり
国の春」。
ゆっくりとひょうたん池を眺め、
当時の芭蕉の暮らしに思いを致す。
大満足!
芭蕉庵の出口で、高田馬場か
早稲田の駅へ行く道を探していると、
管理人の方が見え、高田馬場駅まで
徒歩で行く道を教えて下さる。
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