貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

結びの地大垣その9 花月橋から・・・!

2023-06-02 10:44:39 | 日記
令和5年6月2日(金)
  花月橋を過ぎると、

すぐに新潟県出雲崎での
芭蕉句碑がある。

 芭蕉の句は、
「荒海や       
  佐渡によこたふ      
     天河」

 そして、
珍橋「武者溜橋」の傍に、

山形県酒田市での芭蕉の句あり。
「暑き日を       
  海に入レたる      
    最上川」
 最上川河口、
袖の浦の寺島安種亭での句。
 西の方、最上川の河口の彼方に、
赤い大きな太陽が沈んでいく。
今日の暑い一日を、
川が海に流し込んでくれて、
涼しい夕方がやってきたの意。

 続いて、
龍の口橋の傍に、
山形県鶴岡市の芭蕉句を見つける。

「有難や       
  雪をかほらす      
     南谷」 
 羽黒山別当の住坊、
若王寺宝前院。
 3月南谷にはもう雪はないが、
雪をいただく月山が・・・。       
  遙かに雪の山が望まれ、
谷には薫風が吹き渡って、
有難いお山であるよとの意。

~なおつづく。


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