雨の夜と下弦の月

毎日を静かに、穏やかに生きていきたいと思う日々。
そのわりにはジタバタと暮らすワタクシの毎日を綴っております。

葉桜。

2009-04-10 21:06:42 | …and so on
やっと1週間終わりました。4月1日付の人事異動で転入してきた人々も何となくそれぞれの部署に納まりつつあります。ワタクシは何だかんだと仕事に追われ、今週もまともな時間に帰ることができませんでした。ずっと見続けてきた夜桜も、昨日辺りからきれいな桜吹雪となり、ぼちぼち葉桜に変化しています。案の定、毎日夜桜を見ながら家路についていたわけですが、桜が散るというのは本当に物悲しいものがありますね。爛漫に咲いて桜吹雪となってパッと散る。その潔さみたいなものが日本人の心根に響くのだといわれます。確かにそれはそのとおりだと思うし、散り際の美しさも天晴れなのだけど、何となく物悲しくなるのは自分が年を取ったせいでしょうか

毎年、この時期は慌しく仕事をしていることが多く、のんびりお花見という心境になれないのは残念至極。でも、たとえ夜桜であっても、満開の桜を見るのはうれしいもの。そういうふうに感じることができてる間は、何とか頑張れるかなぁと思ったりもするわけですが。この年になっても花の名前を全く知らない(興味のないものにはとことん無関心な)ワタクシですが、桜だけは別格のような気もします。特に通勤途上のお宅にある、ライトアップされた桜の大木の迫力にはただただ圧倒されるばかり。こういう感性は、やっぱり日本人ならではかなぁと思います。

さて、ワタクシは明日も仕事です。何だかんだと提出物に追われたり、いろんな打ち合わせばかり続くので、本来やるべき仕事が延々と後回しになってしまい、雑用も何もない休日に仕事するほうが効率がいいのです。家に持ち帰っても結局仕事しないので、強制的に仕事せざるを得ない環境を作ったほうがいいんですね。まあ、休日に出るのは明日が最後にしたいと思っていますが、残業の方はしばらく続きそうです。このご時勢、仕事ができるだけありがたいと思わなければいけないんでしょうね。