雨の夜と下弦の月

毎日を静かに、穏やかに生きていきたいと思う日々。
そのわりにはジタバタと暮らすワタクシの毎日を綴っております。

フェーズ4。

2009-04-28 19:48:24 | …and so on
当たり前のことですが、メキシコやアメリカやカナダにはいろんな国からいろんな人が集まっては帰るの繰り返しで毎日が過ぎていくわけです。今の時代、それを止めることはできないわけで、飛沫感染型のウィルスはあっという間に世界中に散っていきます。今日は、ワタクシのカイシャでも1日中対策会議とか何とかで慌しく過ぎていきました。非常連絡網をすぐに作るようにといわれ、午後からその作業に追われました。人事異動前の連絡網はあるのですが、異動のドタバタに紛れて、4月1日現在の非常用連絡網なんて全く手をつけてなかったので、3時間ぐらい必死になりました。最近は、個人情報に過剰反応気味で、職員の自宅の電話番号を公表(といっても職場の中だけですが)していいものかどうかなどというところから躓くわけです。非常時の連絡網なんだから自宅の電話番号がわからないと洒落にもならない

幸いなことに今度の上司はそういうことでウダウダしない人なので、個人情報ではあるけれど、非常事態ということで押し切っていいということになりました。以前、それをためらう上司がいて、せっかく作った連絡網が一切職員に公表されないというわけの分からない状況になったこともあります。連絡網の役目を全く果たさないじゃん…と個人的には思ったのですが。こういう非常時の決断力は上司には必須の条件ですよね。事務作業は下々がいくらでもやるから、エライ方々は決断をして、それがブレないようにしてくれればいい。下々が一番困るのは、エライ方の決断がブレ始めることだったりします。朝令暮改の甚だしい管理職というのがたまにいるのですが、そういう人の部下になったら悲劇ですよね。

WHOがフェーズ4の段階に入ったと発表し、それを受けて厚生労働大臣が朝7:00から記者会見を開いた。もちろん、各TV局の7:00のニュースに合わせる形をとったのでしょうが、国がそれだけ事態を重く見ているということではあるのでしょう。国が動けば地方自治体も、民間もそれなりに動き始める。たぶん、罹患者がまだ現れていないだけで、ウィルスは国内に入っているんじゃないかなぁと、必死こいて連絡網を作りながら同僚と話をしていました。連絡網を作り終えて、本社にも提出して1日が終わりました。明日から連休という方も多いし、どこからウィルスが入ってくるかも分からない。せめてもの自衛策を…と思い、帰りに10日分のマスクを買ってきました。