雨の夜と下弦の月

毎日を静かに、穏やかに生きていきたいと思う日々。
そのわりにはジタバタと暮らすワタクシの毎日を綴っております。

人間関係。

2009-04-21 20:22:49 | works
東京は、夕方から雨が降り始めました。今日は1日中資料を作るのに没頭していました。提出するまでにはまだ時間はあるのだけど、調べるのがやたらに面倒な資料なので早めに作ってしまおうと思った次第。ベースの資料が基本的にシステム化されているはずなのに、なぜか紙ベース資料をあちこちから引っ張り出さなければならず、要らない労力を費やしている感たっぷりのお仕事です。システム化したら紙ベース資料は要らなくなるというお題目だけは立派なワタクシのカイシャですが、作ったシステムがどうにも中途半端な上に、このご時勢でシステムをバージョンアップする予算もないらしい。うちのカイシャのシステム部門は立ち上がった時点からあまり出来がよくないと評判なのだけど、お金がなくてバージョンアップできないようなシステムは最初から作らないでいただきたいものです。

中途半端なシステムと紙ベースの資料をつぎはぎしながら新しい資料を作る、それ自体は個人的には好きな作業ではあります。誰にも邪魔されずにできれば何も言うことはないのですが、さすがにそれは無理なので、できるだけ人と目を合わせないように気配を消して事務作業をしておりました。ワタクシの作る資料は、Excelがあれば十分なのであまり難しいことはしてない。ボリュームはかなりありますけどね。そういう作業を一人で黙々とできる環境ならば、わりと淡々と仕事するんですけどねぇ。打ち合わせやら苦情賜りの方が仕事の配分としては大きいので仕方ない。今日は、そういう意味ではラッキーなことに作業に没頭できました。昼間に事務作業が進めば、残業もしなくて済みます。なので、出来る限り無駄な打ち合わせは排除したいと思ってはいるのですが。

ワタクシ的には無駄だと思う打ち合わせに命をかけているおぢさんもいますから、仕事というのはやはりなかなか難しい。自分がいなければこの仕事は回っていかないと真剣に思っているおぢさんって結構多いのですが、果たして本当にそうなのかちょっと疑問に思う今日この頃。一人の職員がいなくなったぐらいで立ち行かなくなる事業などというのはありえないし、それは組織としてもおかしなことだと思うのですが、自分がいなければ…と眦(まなじり)を決して、悲壮感を漂わせているおぢさんってどうよ?と思ってしまいます。そういう方々の熱意というか、仕事に対する情熱は見習うべきところも多いんだけど、周囲との温度差みたいなものもある。最近しみじみと思うのですが、職場の人間関係を上手にまわしていくのは本当に難しいですね。