「たねや」の栗きんとん。

三連休の2日目の東京は、雨は降らないものの相変わらずどんよりとした曇り空です。
「この連休はさわやかな秋晴れでお出かけ日和です」という天気予報を聞いた気がしましたが、ワタクシの記憶違いでしょうか。
雨も降らないし、それほど寒くないのでいいのですが、絶好の行楽日和には程遠い感じです。
ワタクシのように、必要最小限の用事を済ませたあとは家に引きこもっている分には、絶好の行楽日和じゃなくてもいいですが。

昨日、せっかく池袋西武まで遠征したのだからと思い、自分用に「たねや」の栗きんとんを買いました。
栗きんとんと言っても、おせち料理に入っているものではなく、この時期にしか買えない和菓子です。
賞味期限が2日しかないので3個入りしか買えないのが悲しいですが、ゆっくりと味わうにはいいのかもしれません。
今から10年ほど前に栗きんとんを初めて食べた時、あまりのおいしさに感動したのを覚えています。
原材料が栗と砂糖だけの極めてシンプルなお菓子で、1個300円もするのですが、食べるとそれだけの価値はあるなと思います。
しかも、9月上旬から10月下旬までの2ヵ月の限定販売らしいので、昨日は本当に最後に近い時期だったようです。

この国から季節感がどんどんなくなっていくのは寂しいことですが、こういうお菓子はいつまでも残って欲しいものです。
冷蔵庫にあと1個残っているので、今夜にでもお茶と一緒にいただこうと目論見中。
高いお菓子なのでそうそう買えるものではありませんが、たまにはこういうゼータクもいいかなと思う次第です。