雨の夜と下弦の月

毎日を静かに、穏やかに生きていきたいと思う日々。
そのわりにはジタバタと暮らすワタクシの毎日を綴っております。

何とも便利な世の中。

2019-08-12 16:55:41 | books&magazine
今日はお昼前にザーッとひと雨降りましたが、あっという間に止んでしまい、買い物に出た時はまた暑くなっていました。
若干の打ち水効果はあったらしくて、さすがのワタクシが住んでいる区も、今日は猛暑日からは解放されたようです。
民族が大移動された後の東京の住宅地は、いつもと比べると人影も少なくなっており、アパートの周囲も静かです。
赤ん坊や小さいお子さんのいらっしゃるファミリーが多いワタクシのアパート周辺ですが、今日は子供の声も聞こえない。
お盆休みとしては、カレンダー的にわりといい感じのようで、9連休という方も多いのかもしれません。

ワタクシの場合は、3連休の初日にカイロプラクティックから有楽町の美容院をハシゴしてきました。
髪の毛が伸びて、耳についているのかものすごく気になっていたので、3連休の間に髪を切ろうと思った次第です。
本当は今日行こうかと目論んでいたのだけど、美容院が今日はお休みだったので、土曜日に遠征してきました。
有楽町はもっと人が多いのかと覚悟して行ったのですが、意外と人が少なくて、お気に入りのカフェでまったりできました。
逆に、美容院はわりとお客さんが多かったのは意外でしたけど、とにかく短く切ってスッキリして帰ってきました。

今は、伊藤野枝を主人公にした瀬戸内寂聴センセイの「美は乱調にあり」を読んでいて、もう少しで読了します。
普通の本屋さんではなかなか見つけられないので、Amazonさまに注文して、先週から読み始めてスラスラと読めております。
NHK-BSプレミアムで不定期に「悪女列伝」という番組を放送していて、たまたま伊藤野枝の回をチラ見して興味を持ちました。
日本史で名前だけは習った記憶はあったのだけど、アナーキスト大杉栄と一緒に虐殺された人という程度の知識しかない。
わりとまっさらの状態で読み始めたので、戦前にこういう女性がいたのかと、結構驚きながら読み進めているところです。
連作の「諧調は偽りなり」も読みたいので、近いうちにAmazonさまに注文しておこうと思い、何とも便利な世の中に感謝中です。