雨の夜と下弦の月

毎日を静かに、穏やかに生きていきたいと思う日々。
そのわりにはジタバタと暮らすワタクシの毎日を綴っております。

今、ここにある危機。

2020-02-16 15:38:58 | …and so on


新型コロナウイルスに感染する方が少しずつ増えてきて、神奈川では、救急隊員にも感染者が出たらしい。
クルーズ船からの患者さんを救急搬送しておられたようですが、どうやら、そこで感染したわけではなさそうとのこと。
もはや、感染経路を特定することはあまり意味をなさなくて、感染した人をどうするかを考えたほうがいい気がします。
風邪っぽい症状が出たときに、普通に街のお医者さんの所に行っていいのかどうかとか、そういう説明をしてほしい。

例えば、1週間ぐらい風邪の症状があっても、高熱が出て動けなくなるまでは、みんな仕事や学校に行くわけですよね。
途中電車やバスを使うのは当たり前だし、できることと言えば、とりあえずはマスクをつけることぐらいしか思い浮かばない。
1週間ぐらい経って高熱が出てから検査を始めても、その時にはウイルスは電車やカイシャに蔓延していると思われ。
どの時点でどういう症状が出ればウイルスに感染した疑いがあるのかを、国民に分かりやすく説明していただきたい。

新型というくらいだから、国や都道府県その他の研究機関も基礎データも何もない中で諸々を検討しているのは分かります。
ただ、国民が疑心暗鬼になってマスクを買い占めたり、いわれのない誹謗中傷などが伝播していくのが、実は一番怖いと思う。
ワタクシは、その時点の最新の正確な情報があるだけでも安心するし、そういう方が増えればもっと冷静になれる気がします。
国も都道府県、区市町村も必死で対策を立てているとは思いますが、まずは、正しい情報を適宜流してくれないかと思うのです。
国会議員の皆様もいろいろお考えはあると思いますが、とりあえずは、今、ここにある危機に与野党一丸となって対応してほしい。
TV番組も、必要以上に不安を煽らず、今、何が起きていて、何をしたらいいのかに焦点を絞った番組を作ってほしいと思います。