雨の夜と下弦の月

毎日を静かに、穏やかに生きていきたいと思う日々。
そのわりにはジタバタと暮らすワタクシの毎日を綴っております。

今は平時ではなく有事である。

2020-02-27 20:23:18 | …and so on


帰宅してNHKの「首都圏ネットワーク」を見ていたら、「首相、全国の小中学校、高校に春休みまでの一斉休校を要請」という速報。
国の基本対策が生ぬるいとネット民に叩かれて、何とも思い切った手段に打って出たなぁというのが、個人的な第一印象です。
ワタクシも、このブログに「国の気概が感じられない」などと書いたので、ちょっと言い過ぎたかもしれないと反省中でした。
現場で頑張っている方々には最大限の敬意を払いつつ、議員バッジをつけている方々に真剣味が感じられないと言い直します。

ですが。
中学生や高校生はともかく、小学生のいる共働き家庭も多いうちのカイシャ、本当にテレワークも前倒しになりそうです。
一斉休校して外に遊びに出られたら困るわけで、誰か、大人が家にいないといけないとなると、在宅勤務が増えるのは間違いない。
集団感染が怖いからこういう措置を取るわけで、学童保育はやっていいよという話にはならない気がします。
今のところ、保育所にはそういう要請はしないようですが、保育所だって園児が集団感染などという事態は恐ろしいと思います。

子供のいる家庭の親はテレワーク、ワタクシのように子供のいない人間は時差出勤という棲み分けになりそうな気がします。
各自治体の教育委員会は、この要請を受けて、小中学校、高校に対して対応を指示し、学校が緊急保護者会を開く感じでしょう。
明日1日でそれがどこまでできるかは分からないけれど、しばらくは、子供のいる社員は休暇を取る人も多くなると思われ。
日本国って、危機的状況を体験したことがない人間が増えてしまい、国を挙げて右往左往している真っ最中だと思います。
だからこそ、議員バッジをつけている方々には、いったん休戦協定でも締結していただき、全力でこの危機に取り組んでほしい。
都知事が、「今は平時ではなく有事である」と言っていたようですが、議員センセイにはそれがお分かりなのでしょうか。