雨の夜と下弦の月

毎日を静かに、穏やかに生きていきたいと思う日々。
そのわりにはジタバタと暮らすワタクシの毎日を綴っております。

ファンだったら悲しいと思う。

2020-02-19 20:23:38 | music


日曜日は、ワタクシ自身の体調がいまいちだったので、自宅でずっとYouTubeをうろつき、槇原敬之を聴いていました。
20年前の1度目の逮捕の時は、まだYouTubeなどなくて、持っているCDを聞くしかなかったので、便利な世の中になったものです。
曲を聴きながらコメント欄を読んでいたのですが、ファンと思しき方々が「悲しい」「残念」というコメントを残しておられました。
前にも書いたとおり、ワタクシは熱狂的な槇原のファンではないけれど、ファンの方々のやりきれない気持ちはよくわかる。

コンプライアンスが厳しくなり、不倫が見つかっただけで担当番組を降板せざるを得なくなるような世の中。
不倫は確かによくないし、周囲を傷つけるのは確かだけど、犯罪でも何でもないのに叩かれ放題になってしまう昨今。
ある種の魔女狩りのような気もしないではなく、何となく怖くなってしまうけれど、槇原の場合は犯罪で逮捕されました。
これから先、少なくともTVの地上波で槇原の姿を見かけることはないと思うと、ファンだったら悲しいだろうと思ってしまいます。

シンガーだから、皆が許してくれればライブなどを再開できるかもしれませんが、ライブはファンが全員見に行けるわけではない。
CDも発売できるようになるとは思うし、ASKAはCDを発売したり、ライブを行っているようですが、TVで見かけることはない。
本当に音楽が好きならば、罪を償ってから地道に活動ができるかもしれませんが、彼は今までスポットライトを浴びてきた人です。
1度目は許されて、再び表舞台に帰ってくることができましたが、2度目はあり得ないだろうと思ってしまう。
本人が、2度目も許されるだろうと思っているとは思えないけれど、置いてきぼりのファンの方々が、とても気の毒な気がします。