何でもない日々

優しさの素は幸せ
幸せの素は楽しい
楽しく生きる人は優しい

哀愁の野心家

2021-02-17 21:38:15 | 詩はあいまいな哲学
感動のメカニズムによって、しばしは空虚な静けさに達する。
自分が辿って来た道を忘れることが出来ずに。
野心に野蛮さが加わると、成功も目覚ましくなるが、敗北も味わう。
なぜかというと、烈しく願ったり望むものは表面を飾っても
心を既に痛めて全力で己を恐れ、神の威厳に帰すからだ。

人間の群れを支配するには威厳よりも富や力だということを
情熱という名で呼ばぬ方がいいだろう。
十分得たと思えるまで誇る詐欺や略奪や抗争があるだろうか。
不幸の闇に差す微光が「埋もれた宝物」
それが情熱の名だとしたら戦いと解決は同じものだ。

映画『ちょうちん』ロケ地巡り

この映画をレンタルビデオで繰り返し見続けた頃があった。
片手ほどしかないが、新宿に行くと
タンゴのメロディが脳内で自動再生されるようになった。
コメント
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