建築を主体とする最古の芸術「象徴的芸術」は
素材に縛られることのない「浪漫的芸術」として音楽や絵画に続き、
無限の主体性、若しくは個人的な魂の陰影として価値が表現される。
歴史の流れの中で建築は人体の権力一要素であり、
何かを建てることは何かを着ることだ。
目に見えることのない人体の感覚器官や神経や
筋肉の構造と仕組みを出発点にして
芸術が始まり、絶えず枝分かれして、対立しさえする。
正体が定まらず、欺瞞的で、掴みにくい想像力とは
不在の対象を現前させる力で、実際には曖昧な概念が、
最終的には人の動きの内に位置しそこで丸ごと確保される。
逃げ出したり目を塞ぐ人は、常に口達者で、
精神が形を発明し知識がその形をなぞるように
怖いものを見たと言っても
想像力が見かけ上の奇妙な変化を作り出したかというと
物の形を歪めるところまではいかない。
例えば私が私に語り掛ける時、
聴覚の幻影を対象にして
静寂の一息が無数の力の働きで音や声になって
私自身に触れてくる。
体の動きが権威を見て現にデッサンし続け、彫刻は持続させ
対象を提供し、縛り付けて触れてることもできる。
告五人 Accusefive [ 新世界 kacauan ] feat.阿爆 ABAO Official Music Video
本能や欲望は元来盲目である。
対象が古過ぎようが得体が知れないものとしても
実行あるのみで、結果として哲学は玄人さえ解ってない。
権威と権力と御穂満の宝…続けられる気がする。
2021-04-06 15:12:09の追記