何でもない日々

優しさの素は幸せ
幸せの素は楽しい
楽しく生きる人は優しい

受け入れる力、変える力

2023-08-22 15:10:02 | 詩はあいまいな哲学
wait&see~リスク~

タイトル通りに?
一時停止を繰り返し、とっかかり探したろうと見続けた!
きっとクリエーターさんは歌と映像をクロスさせて
色んなメッセージを織り込んで問うてるみたい。
    「誰だろう」とか「二人で」
とかの歌詞があるけど登場人物はヒカルちゃん一人だけで(あとハト)
自分のなかに複数の「私」がいることを示唆した歌だと思った。
映像メッセージからの推理のいくつか【しましま】ヤバい!

しましまは一時停止のサインだったり、
進入禁止場所だったり、折り返し地点だったり、
優先地域だったり、罪人や道化師の衣装デザインだったり、
動物の保護色や逆に目立たせて警戒色だったり。
木漏れ日も、デッサンでスピード感を現すにも使ったり。

道化師は保護されるべき人で、
小人とか知恵遅れの人とかその存在が笑われるけど、
そのおかげで?君主に何を言っても許されるという特権を持ってた。
関西弁で相手のことを「自分な」というので
関西以外の人は混乱するね。そりゃそうだが。
「あなたに共感してますよ、同情心から言ってますよ」
を皮肉っていう感じかな。

人間的な「私」は哲学の究極の命題である。
本能が命じる自己保存に安全欲求があり
①概念として権利や所有や恐怖等がある。
②種族保存に愛や正義や義務がある。
③両者の延長戦に社会性と価値観の主張がある。
これを3人の「概念私」とみて、
④それを客観視する私が孤独も愛してることを私に知らせる。
これで4人の「私」

最後にバックナンバー9を着てるヒカルちゃんが居て、
もしや「9次元の私」がおる?
インド哲学の3つの(有)が三分割して9になったとかるから、それでかな。

人間は隠さなければならないものがあったり、
快適を求める為、自己表現おしゃれのための装飾品が欠かせない。
感情は自分自身によってつくられているからだ。

人間にとってパドス(本体)以外は
全部ロゴス(言葉、メッセージ、衣装)なのであって
考える本体と訴える言葉が一致しないこともある。
主客対立が自分の中でも起きてしまう。

判断を下すのはどの私か?
誰がいつも素直なのなのか、正しいのか。
そんな時は追及するのを止めて判断の停止(エポケー)

最近(2023/8/20)知った情報
で「市場はブレーキ説」という捉え方があった。
市場は景気の良い事、コスパよく期待以上の結果に早く辿り着ける
のを誰もが望むからアクセル踏みたくなるもの。
走行距離や到達時間を測るのにはブレーキを掛けた回数を数えるのが
最も合理的らしい。
アクセルは文化、信条だったり正義だったり色々あるよう。

    「たまには痛みもいいよね」
のところで横断歩道(しましま)を通過する。
滑り止め的な?痛みを知れたら何かに気付ける。
直そうとすることが出来る。

    「時々孤独感じても大丈夫」
の場面で早朝の渋谷。タクシーが止まってる。
右の巨大スクリーンにヒカルちゃん。
しましまのオーニングのお店や横断歩道もしましま。
アホになったふりしとくとか、
最悪極楽行の切符を貰えたら浄土で孤独とサヨナラも出来る。

    「アクセル踏まずにいるのは誰だろうね」
どの私がためらってるから?決めつけているからなのか?

    「愛情向かって左に欠乏だから君が必要」
左側はビル、立派な建前だ(笑)。
もう窓に明かりが灯り、タクシーも動いてる。
起きて働いている人の気配がする。
右側には巨大スクリーンに映るヒカルちゃん「達」。
さて何次元の私が私たちを見ているのか?

    「Oh baby can't you see」
    「待って、もう少し分かって」
    「決めつけるのは早すぎるんだ」
誰でも間違いはあるし、答えのない問いもある。
時間が経てば分かってくることも、追及すると理想と現実が離れてしまう。
理想よりも現実が優位な世界ですからね。   

鳥だって羽を休ませたり地べたで歩けるよ。
決まりは守って(罪を犯さず)休みながら備えることも自由の意義だし
幸せに直ぐは着けないよ。急には来ないよ。
いつもいつも自分が一番大切で忘れることないその自分って誰だろうね?

    「悩みなんて一つの通過点、
      大きすぎるブレスレットのようにスルリ」

決して人のせいにしない。私はかなり悩んでるが。
悩むと心は暗く狭い視野になり動揺し、体は怯む。
「今何時」「ここは何処」「私は誰」見えるものだけが
私の存在証明となれない。

電子の位置と速度は不確定性原理により同時に定まることはなく、
ある幅を持って確率的にゆらいで(確率分布)存在している。
ミクロの政界に特有のこの現象を「トンネル効果」と呼ばれ
仮にコップの中に電子を入れて、コップの底に電子が存在する確率が最大で、
ヘリに行くほど小さくなるが、それがゼロ出ない限り、
波のようにコップからこぼれ落ちることもある。
半導体の中の電子の振る舞いが正にトンネル効果で、
もしかしてコップからトンネル効果によって
電子が飛び出していくように宇宙が誕生したという仮説。
過去に遡れば遡る程宇宙は小さくなる。
未来はどちらか一方を画定すると他方の値が揺らぐ。
未来は少しも確定されていない。

地頭が空っぽな私が書きだすのは、だいたい今読んでる本から
のものばかりです。悩みにはスケールを超えさせてくれる宇宙が効くかも。


    「キーが高すぎるなら下げてもいいよ」
高次元が知れなくて動けなくても、低い次元で働くも同じこと。
例えば形式を立体から線にしても等価の強さを持ってるよ。
    「もっといい雨が降るから」
    「変えられないものを受け入れる力、
      そして受け入れられないものを変える力を頂戴よ」

水は普遍的な平凡な存在でも、物質界でもとっても変わり者。
あらゆるものを受け入れてて、
循環させてきっと何億年もの記憶がある。
遺伝子プール。
遠いご先祖様の流した汗だったり、
遠い地で泣いてた子供の涙であったかもしれない。
純粋な水も態度を変えない水もないよ。
だからこそ洗い流したり、媒体となって違う性質のものを混ぜたり、
乾いた命を生き生きさせたり、命尽きたものを自然に還元させたり
役目が終わると抜けて固まらせたり変化させる力。

変えられないのは自分か他人か世の中か、
受け入れられないのは自己同化の否定
合理的でない切なさを知るのは
それだけ余分も余裕もついた証拠なんだ。
受け入れる力があれば変える力もついてくる
凄い雷が!と雨が降ってきた。
今、私は絶頂しましま世界です!


宇多田ヒカル - Wait & See ~リスク~

2019-07-09 20:03:42の再編
2023-08-20 16:57:45に追記と再編
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