井の中の蛙、カイラス山巡礼に挑む!

夢のカイラス巡礼を終え、登山を再開しました。山岳信仰の延長上に四国遍路、カイラス山巡礼があり、原点の登山に戻ります。

原チャリで挑んだ雌阿寒岳!

2016-07-06 22:45:18 | その他
 網走に住んでいたときのカヌー仲間から久しぶりに会わないかというお誘いを受けていました。
せっかくのお誘いなので久しぶりに会える人もいることから出かけることにしました。

 その途中に雌阿寒岳に登りたいと考えました。
今回は、昨年秋にもらった原チャリで網走まで往復することにしました。

 6月10日(金曜日)に札幌を6時30分頃発ち、一路雌阿寒岳の登山口となる野中温泉を目指します。
ひたすら走ります。
バイクを降りるのは給油するときだけという有様です。
日勝峠を越え、十勝清水町で昼食を取ります。

 夕方、やっと野中温泉に到着。
寒さで震える体を温めるためにまずは温泉に突入します。
   
   こちらは別館です。
   入浴料は350円と格安です。
   身体を洗い、湯船に入るとお湯の温かさが冷たくなった身体にジンジンと染み込んできます。

 手先が痺れるようにお湯の温かさが浸みてきます。
やっと身体が温まり、さあ、キャンプ場を目指します。
   
   まだまだシーズン初めですのでテント泊は私一人のようです。
   管理人に聞くと後から2組ぐらい来るようです。

   
   ここまで約300キロほどを走った原チャリです。


 6月11日(土曜日)

 昨夜は風がゴウゴウと音を立てて林を揺さぶっていました。
しかし、テントを揺らすことはなかったので安心して寝ていました。
鳥の声に起こされ、時計を見るとまだ4時前です。
もう少しと思い寝袋の中でうたた寝を楽しみます。
この時間が、大好きですね。

 鳥の声がうるさくなったので起きます。
空はどんより曇っています。
途中のコンビニで買ってきたお弁当を食べて登山準備をします。

 6:00分、いよいよ登山開始です。
   
   雌阿寒岳に登るのは、おそらく40年振りくらいかもしれません。

 雑木林の中を快適に歩きます。
身体の疲れもそれほどではありません。
冷たい空気ですが、歩くにしたがって汗がジワリと下着を濡らします。

   
    こんな林の中を歩きます。

   
   5合目に到着です。
 
 今日は休む気がしないのでドンドン歩きます。

 やがて森林限界を超えると風がまともに当たるようになります。
   
   視界もあまり無くなってきます。

   
   1カ所だけミネズオウが咲いていました。

 7合目の雌阿寒富士の分岐を過ぎ足下が火山特有のザラザラした土になります。
8合目を過ぎると左手から強く風が吹き抜け、一瞬、咳き込みます。
どうやら火口から吹き上げているガスがこちらに吹いてきているようです。

顔を風下に向け、手で口を覆いながら登ります。
20m~30mほど歩くと呼吸が楽になってきました。

しかし、ここからは一層風が強くなってきます。
姿勢を低くして登ります。

 7:50分、山頂に到着です。
   
   しかし、視界はほとんど無いので山頂の標識を1枚写しただけで直ちに下山します。

 さすがに下山は早いです。
9合目を過ぎると、やはり、ガスが流れてきているので口を覆いながら駆け抜けます。

 7合目の分岐を過ぎたところで一瞬ガスが晴れました。
   
   雌阿寒富士です。

 さらに降っていくとオコタンペ湖の緑色の湖面が見えています。
   

 この辺りから続々と登ってくる人とすれ違います。
皆さんに「山頂部は風が強い」ことを伝えながら降ります。
 
   

 9:10分、やっと下山しました。
   

 濃いガスのために山頂からの雄大な眺めを見ることが出来ませんでした。
もう一度、登らねばなりません。

   
    オコタンペ湖から見た雌阿寒岳と雌阿寒富士ですが、下の方しか見えません。


 冷えた体を温めるには温泉です。
   
   今度は、野中温泉本館です。

   
   私1人しかいないお風呂ですので湯船の写真1枚撮りました。

 少し黄色い色をしたお湯です。
こちらの入浴料は250円でした。


石川直樹写真展を観に行く!

2015-11-28 21:03:45 | その他
 石川直樹さんの写真展が北海道博物館で開催されるというので観に行ってきました。
この写真展は、北海道とカナダのアルバータ州の姉妹都市提携35年を記念しての行事となっています。
石川さんがアルバータ州で撮影した24点の作品と北海道で撮影した17点が展示されています。
開催期間は来年1月17日までであり、入場料は無料となっています。

 本日28日は、開催に併せてご本人による写真の解説とトークが行われるということでしたので行って来ました。

   
   写真展の案内掲示物です。

   
   写真展の開場は2階の特別展示室になります。
   
   
   展示室の様子です。

 この展示室の半分には道内でも発掘されるアンモナイトに関する展示が行われています。

 さて、講演会は地下の講堂で行われました。
   
   約100名を超える人が集まりました。

 午後1時30分、司会者による紹介のあと本人登場!
しかし、その歩く姿が何ともいじらしい。
トボトボ歩きで歩く姿にちょっとガッカリしました。
まだまだ40前の青年ですからしっかり前を向き背筋を伸ばして歩いてほしかった。

 講演内容は、写真の解説の他、今年の登山活動や知床へ通っていることなどを中心に行われました。
登山は、パキスタンにあるK2を目指していたようですが、登山ルートに雪崩が頻発して発生するため中止せざるを得なかったようです。
この登山の様子を写した動画なども見せていただきました。

   
   話し方も木訥な感じでした。

 一通り公園が終わったところで質問を受けます。
会場からは活発な質問がありました。
特に若い女性からの質問が相次ぐなど、さすが人気の写真家です。

   
   質問を受ける石川さんです。

 こんなことで1時間半が過ぎてしまいました。
なかなか楽しい時間でした。

 

「安全登山シンポジウム」の開催について

2015-11-13 22:19:46 | その他
 本日付けの道新の夕刊に北海道山岳遭難防止対策協議会と北海道山岳連盟の共催による「安全登山シンポジウム」が開催されるとの記事が掲載されていました。
 道岳連のHPを見ると詳しい開催要領が掲載されていましたのでお知らせします。

    
     道岳連のHPから転載しています。

 開催要領については、つぎの通りです。

1 日 時   平成27年12月1日(火) 午後5時30分~9時30分
                      開場は午後5時から

2 会 場   札幌エルプラザ 3階 ホール (札幌市北区北8西3)

3 主 催   北海道山岳遭難防止対策協議会(道遭対協)、北海道山岳連盟(道岳連)

4 協 力   北海道、北海道警察本部

5 内 容
   Ⅰ、特別講演
     ①「北海道の山岳遭難の実情」
        講師:北海道警察山岳遭難救助隊救助対策官 西村 和隆 氏
     ②「山岳遭難事故は里山もエベレストもない」~私の出会った遭難事故に学ぶ~
        講師:日本山岳協会会長 八木原 圀明 氏
     ③「ニセコルールの趣旨と雪崩情報の目的」~登山家の果たす役割~
        講師:ニセコ雪崩事故防止協議会ニセコ雪崩調査所所長 新谷暁生氏

   Ⅱ、シンポジウム ディスカッション「山岳遭難を防ぐ」
       パネリスト 道警山岳遭難救助隊救助対策官 西村 和隆 氏
              日本山岳協会会長       八木原 圀明 氏
              ニセコ雪崩調査所所長    新谷 暁生 氏

    司会    道遭対協常任幹事(道岳連副会長)斉藤 邦明 氏


 以上ですが、この冬もバックカントリーなどへ出かける方は、ぜひ、参加しましょう。

バンフ映画祭を観に行く!

2015-11-08 14:08:22 | その他
 今年もやってきました!
バンフ映画祭が11月7日に札幌は道新ホールで開催されました。

 今年は350本の応募作品があったようです。
その中から厳選された作品が世界中に公開されました。
今回の札幌では、その中から14作品とパタゴニアが制作した「ダムネイション」という作品も併せて上映されました。

 昨年は除染のため福島へ行っていたため観ることが出来ませんでした。
今年はゆっくり1部と2部の両方を楽しませてもらいました。
この映画祭ではいつも感じることなのですが、アウトドアの楽しみ方は千差万別だということです。
登山だけではなく海でも空でもいろいろな楽しみ方を教えてくれます。

 
 ちょっと見ずらいですが今年のパンフレットです。

 
  8階のホール前での様子です。

 
 中にはいるとアウトドア関連のブースがあります。

 
 ダムに関するブースもあります。

 
 さあ、いよいよ始まります。

 今年の映画で気になった映画ですが、1部では右足を失ったバス・ソジトラという青年が私たちと同じように山に登りバックカントリースキーを楽しんでいる姿です。
彼が言うには、「右足を失ったことが障害だと思わないので、自分を障害者だと思ったことはない。」ことです。
人に媚びることなく、自分の足で急斜面を登りスキーを楽しむ姿は感動的でした。

 2部では、エディー・ハンターという88歳の老人がバンフにあるノーケイ山で80年以上スキーを滑っており、彼の子供や孫とスキーを楽しむ姿です。
私も、ここ最近は孫とスキーに出かけており、どんどん上手になる姿を見る楽しさを知ったばかりです。
彼のように88歳は無理ですが、せめて70過ぎまでは孫と一緒にスキーを楽しみたいと思っています。

 このようにジャンルを越えた世界でひたむきに何かに取り組んでいる姿は感動を呼びます。
来年は、ぜひ、皆様にも観ていただきたい映画祭です。

川俣町の除染に行ってきた! その2

2015-01-22 20:57:18 | その他
 今回の川俣町除染で感じたことをいくつか紹介したいと思います。

 まず最初に感じたことが若い女性が除染作業に携わっていたことです。
年の頃30歳前後の女性が作業を行っていました。
作業といってもスコップなどを持って力仕事をするというのではなく、重機の誘導など身体を使わない軽い作業を行っています。
このことについては、60歳を超えた高齢者なども同じように体力を要する作業ではなく軽作業に従事していたのですから同じことです。
放射線量が年を追うごとに低くなっていることから女性も働けるということでしょう。

 次に、外国人も働いていました。
白人男性でニュージーランド国籍の外人でした。
彼は奥さんが日本人で結婚して20年ほど経過しているとのことでした。
そんなことから日本語はペラヘラでしたので意思の疎通は問題ありません。
大きな体を丸くして木の根を掘り返していたのが印象的でした。

 川俣町の除染には約1,900人が従事していました。
総事業費は約200億円とのことです。
となりの飯舘村にも約2,000人が従事しており、こちらの事業費も200億円を少し超えているようでした。
この工事金額についてはいろいろな考えがあるところです。

 除染を行っても住んでいた住民が戻ってくるのか?
 いっそ汚染されている土地を買い取ったほうがいいのではないか?

などいろいろな意見があるところです。

 次の問題となるのが除染作業を行った場所の再汚染です。
実際に私が行った現場でも1か月後に再度放射線量を測定したところ基準値を超える放射線量を示した場所が30か所中6か所ほどありました。
この原因はいろいろ考えられるのだと思いますが、川俣町山木屋地区は住宅のほとんどが山林の中にあるからではないかと思われます。
住宅周りを除染しても風雨により周りの山林から汚染物質が風によって飛んでくるということだと思います。
山全体の除染を行わない限りこのような問題が発生するのだと思いますが、果たして山全体を除染するとしたら一体いくらのお金が掛かるのでしょうか?
費用対効果を考えたら無理な話だと思います。

 除染作業員の確保にも問題が生じているようです。
私がいた事務所は約90人ほど働いていましたが、目標は100人を超えることと言っていましたが、実人員で100人を超えることはありませんでした。
賃金は昨年より高くなっていますが、公共事業の増大、オリンピック関連工事の増大などもあり除染現場での作業員確保が難しくなっているように感じました。

 除染作業自体は、それほど体力的にきつい作業ではないと思います。
70歳までという年齢まで枠を広げていても作業員の確保がままならないのが現状のようです。
これだけ枠を広げると作業員の質にも問題が出てきます。
賃金が500円違うだけで新しい現場へ移動してしまう作業員が結構いるのです。
ちょっとした不満が原因となって気軽に他の現場へ移動する作業員も多いのです。

 私は2次の下請作業員として従事していましたが、この会社は雇用契約においても賃金の支払いにおいてもしっかりした会社でした。
しかし、同宿の作業員の中には、前の現場での賃金が未払いで労働基準局に未払い賃金の支払いを訴えているケースもありました。
雇用先となる会社も玉石混合なのが今の状態なのです。

 こんな中除染作業が行われています。

川俣町の除染に行ってきた! その1

2015-01-09 21:57:02 | その他
 年が明けてしまいましたが、昨年10月中旬から12月中旬までの約2カ月間福島県川俣町の除染作業に従事してきましたのでその様子などを紹介したいと思います。

 2年前は5月から6月にかけて飯舘村の除染作業に携わったわけですが、本州の暑さには身体がついていかず今度行くときには秋の涼しい季節にと思っていました。
最初は、福島第1原発内での作業を希望して履歴書などを送付していましたが、年齢が高いことなどからなかなか採用されずにいました。

 そんなことから、方向を変えて今年も除染作業に従事することにしました。
原発での作業を希望して履歴書を送っていた会社の紹介で今回は川俣町の除染作業に携わることになりました。

 この川俣町は、昨年除染作業に従事した飯舘村の西側にある町なのです。
昨年の記憶では、確か川俣町は避難区域とはなっておらず不通の暮らしができ炊いたと記憶していたのですが、実は浪江町に隣接している山木屋地区が避難区域となっていました。

この山木屋地区は、峠を隔てて浪江町に隣接した地区で標高5百m~6百mの高地にある山林を主とした地域なのです。
この地域は、飯舘村と同じように第1原発が水蒸気爆発を起こした時に風下となったことから汚染されたようです。
現在は、「避難指示解除準備区域」となっており除染作業が行われているわけです。


 昨年と今年において除染作業員の賃金に大きな変化がありました。
昨年は、単純作業を行う除染作業員の日給が10,700円+除染手当10,000円=20,700円が環境庁から支払われていた金額でした。
実際に契約した私の日給は16,000円でした。
まあ、私が契約していた会社は、3次か4次の会社ですから、その間、各会社がマージンを取っていた金額は差額の4,700円ということでした。

 しかし、今年4月に賃金の見直しがなされ単純作業員の日給に大きな変化がありました。
それは、景気の上昇に伴い一般土木作業員の日給が上昇したことから日給が16,000円に上昇したことです。
ただし、除染が行が進み放射線量が低下したということから除染手当が6,600円に減額されました。
このことから、川俣町で除染作業に携われば環境庁からは22,600円が支払われることになります。
昨年に比べると1,900円ほど日給が高くなっているということです。

 実際に当てはめて考えれば、今回は2次の会社との契約で17,500円でした。
昨年の飯舘村での作業に比べると日給が1,500円高くなったわけです。

 しかし、募集内容をみていると飯舘村などは相変わらず16,000円の日給で募集している会社が多いのです。
この辺りはいったいどうなっているのでしょうか?


 福島でテレビを見ていると復興住宅の建築が大幅に遅れていると報道されています。
その原因の中に作業員が思うように集まらないという事があります。
ここ10年以上公共事業が大幅に減少していました。
そのため、建設土木に携わる作業員の数が減少しました。

しかし、アベノミックスとやらで公共工事が大幅に増え、さらに、好景気の波を受け民間工事も増えた事により建設作業員の奪い合いが始まっているのです。
そのしわ寄せが福島などにおける復興住宅の建設が遅延しているという結果に繋がっています。

こういう現実も東北以外の地域ではそれほど大きく報道されることはありません。
しかし、福島に行ってみると、毎日、原発関連や復興状況の報道があります。
それらを見て初めてこれらの現状に気がつき愕然とさせられたわけです。


 北海道は、新幹線が来年は函館に乗り入れが決まっており、それに関する経済効果が・・・なんていう報道が目に付いています。
しかし、その新幹線は復興途上にある東北を走ってから北海道に来るわけです。

もっと、東北に目を向けませんか。
そして、まだまだ復興が進んでいない東北を応援しましょう。
私にとって福島での2か月は、これらのことを一番強く感じた2か月間でした。


漫画「ふくいち」が単行本で発行された!!

2014-05-08 20:43:41 | その他

 「いちえふ」が単行本になって発行されました。

   
    
 以前、この漫画が、週刊漫画モーニングがが行っている「新人賞MANGA OPEN」大賞受賞作として選ばれた漫画として紹介しました。
受賞後も不定期にモーニング紙上に掲載されていましたが、この度、単行本としてまとめられ発行されました。

 福島第1原発、通称F1(現場では、えふいちと呼ばれている。)における収束作業の現場を淡々と描いています。
皆さんにもぜひ読んでいただきたいと思い紹介させていただきます。

この本では、現場でどのような作業が行われているかと、作業員の置かれている現状が描かれています。
 
 事故後、汚染水などが溢れたとき以外福島第1原発に関する報道がされないというか、あえて国民の目を福島から遠ざけようとする意図さえ感じる現状の中、実際の収束作業がどのように行われ進んでいるのかを知ることは大切なことだと思います。

 漫画は子供の読むものと馬鹿にする人がいますが、漫画世代として育った私の目から見ても漫画は立派な表現媒体であると思っています。
この漫画は、「ふくいち」の事故後の姿をその時点で切り取ったドキュメントといっていいものだと思います。



飯舘村へ除染に来てみた! その6

2013-12-15 17:59:12 | その他
 やあやあ、やっと手にした放射線管理手帳です。
   

 除染作業や原発など放射線の影響を受ける仕事をした場合、放射線リスクを管理するために「放射線管理手帳」を交付するようになっています。

 この手帳の交付を受けるために除染作業に入る前と後には必ず内部被ばく線量などの計測が行われることとなっています。
私は、WBCといわれる計測器によって飯舘村での作業前と後に計測を行っていました。

 仕事を終えて札幌に帰ってきましたが、この手帳がなかなか手元に届きませんでした。
雇用先の会社に照会したのですが、梨の礫です。
やむなく、雇用先の下請け会社に手紙を書いたのですが、そこでやっと反応がありました。

 下請けの建設会社からは、元請けに発行するように話してあるので時間が掛かるので待ってほしいとのことでした。
この連絡を受けて3カ月、やっと手元に手帳が届きました。

 私が、なぜ、この手帳の発行にこだわるのかと言いますと、除染作業や原発で働いたことがあるにもかかわらず、この手帳を所持していない者は、次にこれらの作業に携わることはできないということです。
なぜかといいますと、手帳を所持していない者は何らかのトラブルを起こして円満に退社していない可能性があると見られるからです。

 こんな、トラブルを起こす可能性のある者として手帳を持っていない者が見られるからです。
こんな事情があるのでこの手帳をなんとしても手に入れたかったのです。
   
    記載内容はこんな風に書かれています。


 さあ、これで来年も何とか原発での仕事に向けて頑張りたいと思います。

卓上カレンダーを作る!

2013-12-09 21:50:18 | その他
 12月を迎えるとそろそろ来年のカレンダーを用意しなければなりません。
私が普段使っているカレンダーは、壁掛用で月めくり12枚の写真があるものです。
この日にちの部分を利用して予定を書き込んでいます。

 山岳雑誌を見ると山を題材にしたカレンダーは沢山あるようです。
そこで、昨年から自分が登った山を題材にしたカレンダーが作れないか考えてみました。
卓上カレンダーなら簡単に作れそうですので作ってみました。
毎年、山に登るたびに写した写真はそれなりの量があります。
年間分12枚くらい何とかものになる写真があるはずだと思いました。

 これが今年作った卓上カレンダーです。
   
   写真はA5サイズで玉(カレンダーの曜日と日にち部分)はネットからダウンロードしました。
(1年の最初の月は、冬の日高幌尻岳です。)

 12枚の写真は、サイズの関係(横長の写真)からトリミングが必要です。
縦位置で写した写真は使えません。
結局、次の写真をカレンダーに使うこととしました。
   

   

 これらの写真は、日高の山とクワウンナイ川で写したものを採用しました。
この1年間に行った山を思い出すと、やはり、日高の山とクワウンナイ川が一番印象に残るからです。

 皆さんも、ぜひ、自分が登った山を題材にカレンダーを作ってみてはいかがでしょうか。


新しい友達を購入!!

2013-12-04 08:46:21 | その他
 札幌も12月になると近郊の山が白くなり、いよいよスキーシーズン間近となってきました。
今シーズンは、山用のスキーを一新しました。
おそらく、これから生涯の友となるスキー紹介します。

   
   手前にあるスキーが今回購入したスキーです。

 今まで使っていたスキーは、単なるカービングスキーにディアミールの金具を付けたものです。
山用のスキーを使ったことがある方はご承知かと思いますが、ディアミールの金具は、歩く時の支点が靴の爪先より前にあります。
そのため、スキーで歩く時は、普通に歩いている時と違い違和感があります。
   
   
 今回購入したスキーの金具はTLTですので靴の爪先に支点があります。
このことによって、より普通に近い感覚で歩けるはずです。
おまけにスキーの板全体がロッツカー(スキー板の表面側に上ソリしている。)していますので深雪でスキーが雪の中に刺さってしまうことが軽減されます。

   
    両側にある爪で靴先にある支点を挟みます。

   
    踵側は2本の爪で滑る時は靴を固定します。

   

   
    スキー靴も爪先と踵部分に専用の金具が着いています。
もちろん、普通の金具にも適用していますので、ゲレンデ用のスキーにも使うことができます。

 今回、スキー1式を更新しましたが、数十年振りの購入となりました。
今まで使っていたスキーは中古品を買い求め、そのスキーにディアミールの金具を自分で取り付けたものです。

 さあ、この冬はこの新しいスキーで思う存分深雪を楽しみます!!

   ここで2013年のシーズンに朝里岳から朝里岳沢に向かって滑った動画を貼り付けますので見てください!


今シーズンは、この滑りがどう変わるか??
 楽しみです!!


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  試乗結果

  12月11日、札幌近郊にある札幌国際スキー場にてこのスキーを試乗しました。
 その結果ですが、非常に満足のいくものでした。

 コース横にある新雪を滑るとロッカーしている効果でスキーの先端が雪の上に出てきます。
そのため、ストレスなく曲がることができます。
たた、ロッカーの効果でコース内に吹き溜まっている雪もスムーズに乗り上げるためスキー操作が非常に楽です。

 最後にカリカリの斜面ですが、スキーのセンター幅があるためエッジの利きがよく横滑りしません。

 総合的に見て、滑るだけならもう少し長いスキーの方がより安定感があると思います。
しかし、私の場合には、このスキーで山に登らなければいけませんので歩くという場面での取り回しも考える必要があります。
TLTの金具はデアミールと比べるとスキーを歩くモードから滑走モードへの切り替え時、いちいちスキーから靴をはずさなければいけないという欠点があります。

まあ、これには慣れるしかないのですが、総合的に考えて満足の行くスキーだと思います。