朝5時に起きます。
昨夜は久しぶりに沢音とゴーッと吹き抜ける風の音、
さらに、深々と凍みてくる冷気のせいで熟睡できませんでした。
でも、体調はマアマアのようです。
テントから空を見ると曇り空ですが、風も落ち着いているようです。
6時に勇躍テントサイトを出発です。
沢に沿って歩いていくと残雪の隙間から沢が顔を出し
水音を聞かせてくれます。
少し登ると清岳荘に続く林道に出ます。
この道を20分ほど歩いていくと目の前に雪に埋もれていますが
立派な鉄筋造りの清岳荘が見えてきます。
あまりの立派さに山小屋とは見えません。
どこかの研修施設のような作りです。
右手に山を少し下ると昔の清岳荘が経っていた場所へ続く林道に出ます。
この林道から見える一の沢も所々沢筋が顔を出しています。
どうも、昔に比べると随分好きが少ないようです。
20分ほどで林道に終点、昔の清岳荘の跡に着きます。
このあたりの沢も所々水音が聞こえるほどです。
昔は、このあたりに来ると3メートルほどの雪が
沢を埋めていたと思います。
その雪を掘って水の確保をするのが、大切な仕事でした。
ここから沢筋に沿って歩きますが、顔を出す沢に行く手を阻まれ
右岸に左岸に開口部をかわしながら7時10分、下二股に着きます。
左またの奥には、懐かしいジャンダルムがどっしりと構えています。
その奥に雲に隠れた本峰があるはずです。
右股二コースを取り沢筋にしたがって歩く旧道を登ります。
下二股少し行った先で右岸に滝の様になっているところを
登らなければなりません。
昔の記憶でも、このポイントがわかりずらいところなので
注意しながら歩いていました。
でも、右岸には滝となって流れ落ちる沢がありますが
これが旧道とは思えません。
この沢の少し上流に中央部は滝となって流れていますが
両方に残雪が張り付いている沢があるので、
この沢が旧道かと思い登ることにします。
傾斜がきついのでアイゼンを付けます。
う~ん!アイゼンを付けて登るのは40年振りです。
ちょっと緊張します。
アイゼンを利かせて沢の右手にある残雪を登ります。
滝を乗り越すと、あとは沢一杯に残雪が残っています。
そのまま快調に登っていきますが、どうも旧道とは違うようです。
記憶にある沢の様子が違うのです。
でも、途中で下るわけにも行かずそのまま稜線を目指して登り続けます。
僚船が近ずいてくるにしたがって傾斜がましてきます。
ガスが掛かった先にハイ松が見えてきます。
岳カバの密集する枝を避けながら、やっと、ハイ松の稜線に
たどり着くと、何とそこには立派な登山道があるではありませんか。
ここで完全にルートを間違っていることに気が付きました。
この稜線上の登山道は下二股から上二股へ続く新道なのです。
稜線は風が強く、その風に雪が混じり体温をドンドン奪っていきます。
これからのルートを検討するために休憩を取ります。

登山道には全く雪がありません。
ここは慎重にこれからのルートを確認しなければなりません。
写真はハイ松の陰で風を避け、地図を見ている私です。
昨夜は久しぶりに沢音とゴーッと吹き抜ける風の音、
さらに、深々と凍みてくる冷気のせいで熟睡できませんでした。
でも、体調はマアマアのようです。
テントから空を見ると曇り空ですが、風も落ち着いているようです。
6時に勇躍テントサイトを出発です。
沢に沿って歩いていくと残雪の隙間から沢が顔を出し
水音を聞かせてくれます。
少し登ると清岳荘に続く林道に出ます。
この道を20分ほど歩いていくと目の前に雪に埋もれていますが
立派な鉄筋造りの清岳荘が見えてきます。
あまりの立派さに山小屋とは見えません。
どこかの研修施設のような作りです。
右手に山を少し下ると昔の清岳荘が経っていた場所へ続く林道に出ます。
この林道から見える一の沢も所々沢筋が顔を出しています。
どうも、昔に比べると随分好きが少ないようです。
20分ほどで林道に終点、昔の清岳荘の跡に着きます。
このあたりの沢も所々水音が聞こえるほどです。
昔は、このあたりに来ると3メートルほどの雪が
沢を埋めていたと思います。
その雪を掘って水の確保をするのが、大切な仕事でした。
ここから沢筋に沿って歩きますが、顔を出す沢に行く手を阻まれ
右岸に左岸に開口部をかわしながら7時10分、下二股に着きます。
左またの奥には、懐かしいジャンダルムがどっしりと構えています。
その奥に雲に隠れた本峰があるはずです。
右股二コースを取り沢筋にしたがって歩く旧道を登ります。
下二股少し行った先で右岸に滝の様になっているところを
登らなければなりません。
昔の記憶でも、このポイントがわかりずらいところなので
注意しながら歩いていました。
でも、右岸には滝となって流れ落ちる沢がありますが
これが旧道とは思えません。
この沢の少し上流に中央部は滝となって流れていますが
両方に残雪が張り付いている沢があるので、
この沢が旧道かと思い登ることにします。
傾斜がきついのでアイゼンを付けます。
う~ん!アイゼンを付けて登るのは40年振りです。
ちょっと緊張します。
アイゼンを利かせて沢の右手にある残雪を登ります。
滝を乗り越すと、あとは沢一杯に残雪が残っています。
そのまま快調に登っていきますが、どうも旧道とは違うようです。
記憶にある沢の様子が違うのです。
でも、途中で下るわけにも行かずそのまま稜線を目指して登り続けます。
僚船が近ずいてくるにしたがって傾斜がましてきます。
ガスが掛かった先にハイ松が見えてきます。
岳カバの密集する枝を避けながら、やっと、ハイ松の稜線に
たどり着くと、何とそこには立派な登山道があるではありませんか。
ここで完全にルートを間違っていることに気が付きました。
この稜線上の登山道は下二股から上二股へ続く新道なのです。
稜線は風が強く、その風に雪が混じり体温をドンドン奪っていきます。
これからのルートを検討するために休憩を取ります。

登山道には全く雪がありません。
ここは慎重にこれからのルートを確認しなければなりません。
写真はハイ松の陰で風を避け、地図を見ている私です。