先週末(3月1日)に私達が余市岳で山スキーを楽しんでいるその同じ山域で遭難事故が発生しました。
詳細はこの記事の前の記事の後段に書いておりますが、ニセコ周辺をエリアにするガイドが3人のお客を余市岳に連れてきた遭難でした。
事故原因はスノーモービルに頼った安易な計画とガイドの準備不足(天候や山域の情報)です。
3日の朝、遭難救助に入っていた自衛隊に無事に発見されました。
ガイドは、「天候が急変して猛烈な吹雪で視界もないので体力に余裕のあるうちに雪洞を掘ってビバークした。」といっていましたが、この日の午後から天候が崩れるのは予報でもはっきりしていました。
また、彼らが入っていた場所からスノーモービルに頼らなくとも視界が悪くても避難するルートはあります。
そもそも、冬山で天候が急変するのは珍しいことではありません。
それに耐えられる計画を立てるのがガイドではないでしょうか。
お粗末なガイドといわざるを得ません。
さて、羊蹄山の比羅夫ルートにすっかり魅了されてしまいました。
3月8日(日曜日)、先週の余市岳に引き続きピオレ山の会の人達を案内してきました。
朝8時に登山口となる半月湖に集合。
すでに15台ほどの車が駐車しています。
狭い駐車スペースはすでに満車の状態です。
少し下がった道路に通行する車の邪魔にならないように車を止めます。
今日はとてもいい天気です。
さっそく準備をしてハイクに入ります。
ルートは堅く踏み固められています。
昨日も相当の人数がこのルートに入ったようです。
30分ほどでエゾマツの人工林を抜けました。

山頂までくっきり見晴らすことが出来ました。
よく見ると、もう、森林限界を越えた辺りにゴマ粒のように登っている人達の姿が見えます。
休憩を取って進むルートを見極めます。
開放されている右の斜面はクラストしていると思われるので、今日は左にルートを取って進みます。
このルートにも先行する人達が付けたトレースがあるので使わせてもらいます。
急で狭い尾根を抜けると一気に開けた斜面にでます。

この斜面を登っているとボーダーが2人滑り降りてきます。
話を聞くと7時に登りだしたとのことです。
そして、1,200m以上はクラストしてしているので、そこから降りてきたといいます。
この斜面の中央部を避けて左側を登ります。

気温も高く快晴無風ではジャケットを着ていると汗ばんできます。
今シーズン初めてジャケットを脱いでフリース姿で登ります。
斜面の斜度が30度を超えてきます。
森林限界が近づいてきました。
斜面の所々が堅くクラストしています。
こんな所ではシールが利かずスキーが下に滑ってしまいます。
そろそろ限界かと思い周囲を見回し、右手に見えるエゾマツが数本生えている地点を私達の最終到達点とします。


ニセコアンヌプリがよく見えています。

ちょっと遅れていたメンバーも到着します。
さあ、滑降の準備は出来ました。
あとは、思いっきりこの斜面を楽しむだけです。
ちょっと重めでしたが粉雪を楽しむことが出来ました。

この時間になっても風がありません。
森林限界を越えて登っている人が羨ましくなりました。

私達が滑った斜面は赤い線で示した斜面です。
ここの雪はまあまあの雪質でした。
最後に記念写真を写します。

良い斜面を滑り降りると自然に笑顔がでできます。
詳細はこの記事の前の記事の後段に書いておりますが、ニセコ周辺をエリアにするガイドが3人のお客を余市岳に連れてきた遭難でした。
事故原因はスノーモービルに頼った安易な計画とガイドの準備不足(天候や山域の情報)です。
3日の朝、遭難救助に入っていた自衛隊に無事に発見されました。
ガイドは、「天候が急変して猛烈な吹雪で視界もないので体力に余裕のあるうちに雪洞を掘ってビバークした。」といっていましたが、この日の午後から天候が崩れるのは予報でもはっきりしていました。
また、彼らが入っていた場所からスノーモービルに頼らなくとも視界が悪くても避難するルートはあります。
そもそも、冬山で天候が急変するのは珍しいことではありません。
それに耐えられる計画を立てるのがガイドではないでしょうか。
お粗末なガイドといわざるを得ません。
さて、羊蹄山の比羅夫ルートにすっかり魅了されてしまいました。
3月8日(日曜日)、先週の余市岳に引き続きピオレ山の会の人達を案内してきました。
朝8時に登山口となる半月湖に集合。
すでに15台ほどの車が駐車しています。
狭い駐車スペースはすでに満車の状態です。
少し下がった道路に通行する車の邪魔にならないように車を止めます。
今日はとてもいい天気です。
さっそく準備をしてハイクに入ります。
ルートは堅く踏み固められています。
昨日も相当の人数がこのルートに入ったようです。
30分ほどでエゾマツの人工林を抜けました。

山頂までくっきり見晴らすことが出来ました。
よく見ると、もう、森林限界を越えた辺りにゴマ粒のように登っている人達の姿が見えます。
休憩を取って進むルートを見極めます。
開放されている右の斜面はクラストしていると思われるので、今日は左にルートを取って進みます。
このルートにも先行する人達が付けたトレースがあるので使わせてもらいます。
急で狭い尾根を抜けると一気に開けた斜面にでます。

この斜面を登っているとボーダーが2人滑り降りてきます。
話を聞くと7時に登りだしたとのことです。
そして、1,200m以上はクラストしてしているので、そこから降りてきたといいます。
この斜面の中央部を避けて左側を登ります。

気温も高く快晴無風ではジャケットを着ていると汗ばんできます。
今シーズン初めてジャケットを脱いでフリース姿で登ります。
斜面の斜度が30度を超えてきます。
森林限界が近づいてきました。
斜面の所々が堅くクラストしています。
こんな所ではシールが利かずスキーが下に滑ってしまいます。
そろそろ限界かと思い周囲を見回し、右手に見えるエゾマツが数本生えている地点を私達の最終到達点とします。


ニセコアンヌプリがよく見えています。

ちょっと遅れていたメンバーも到着します。
さあ、滑降の準備は出来ました。
あとは、思いっきりこの斜面を楽しむだけです。
ちょっと重めでしたが粉雪を楽しむことが出来ました。

この時間になっても風がありません。
森林限界を越えて登っている人が羨ましくなりました。

私達が滑った斜面は赤い線で示した斜面です。
ここの雪はまあまあの雪質でした。
最後に記念写真を写します。

良い斜面を滑り降りると自然に笑顔がでできます。